育児

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我が家に乳飲み子が来てから1週間。

育児しながら、ブログ更新している保護主の方々は神だ。

2-3時間おきの授乳、排泄、ミルク飲まなきゃ心配し、排泄しなきゃ心配し、
悲しい別れがあっても、命に待ったなし。

この子たちの記録を残して行こうと思う。
1006213nyan.jpg

6/21 親友からメールが届く。
親友の知り合いが子猫を拾い、面倒見切れないので保健所に連れて行くとゆっている。
なんとかしてくれるところないかな?という内容だった。

凸(▼□▼メ)
最初から拾うなよ!命をなんだと思ってんだ。 
と、怒りがこみあげてきたものの、子猫に罪はない。
しかも、相手が切羽詰ってるので何をしでかすかわからない。

拾ったヤツがうちまで届けに来て私の説教を聞くのを条件に引き受けることにした。

・・・が。
状況は思ったより深刻だった。

よくよく聞いてみるとへその緒がついてる乳飲み子で
うち一匹は足が変形しているとのこと。
定時即効であがって、病院のある駅で待ち合わせた。

蓋を開けてみるとまだ若い20代前半くらいの男の子2人。
・家の前の植え込みに3匹ばらばらに散らばってる乳飲み子を発見し、
カラスがそばにいて危険だったので後先考えず保護したとのこと。
・母猫らしき猫はいたのだが、首輪をしていた飼い猫らしい。
・すぐに引き取り手を見つけるつもりだったが、見つからず
思いのほか世話が大変で仕方なく役所に連絡をするつもりでいた。

病院までの道で順々に諭した。
まず猫を保護するのは、時間もお金も里親探すのも、見つからなかったときも
命に対する責任を全部ひっかぶるつもりでなければ拾うな、と。
中途半端に助けたい一心で助けても、助ける方法がわからなければ共倒れだと。
それから、愛護センターで行われている殺処分がどんなものなのかを話した。
子猫はネットやダンボールに入れられて上からどんどん投げ入れられて
下の子はそれだけで圧迫死、さらに安価なガスをつかって窒息死をさせるのだと。
呼吸の浅い子猫たちはガスがいきわたらず生きたまま焼かれることだってあると。

知らなかったのだろう、愕然としていた。
まぁ、仕方あるまい。

病院で見てもらったら、牛柄の子は足が内側に折れ曲がっている奇形で
ぬるくなったミルクも与えていたようで更に保温もしてなかったので、体温が低く、
3匹ともミルクが足りない状態。
先生にカテーテルでミルクを入れてもらい、保温のペットボトルをもらい
3時間おきに携帯のアラームをセットして親猫代わりの乳母生活が始まった。

猫を保護するのは猫を実際飼って助けることだけが保護じゃない。
でももし家で保護をするならちゃんと自分で覚悟を決めてもっと学習しないといけん。
助けようと思っても、正しい方法をしらずに逆に危うく殺しかけてたこと。
地域猫活動をするのも、避妊手術をするのも、外飼いの猫を減らす啓蒙をすることも
同じように保護なんだよ。自分が責任もってできることをやりなさい、と伝えた。

彼らも、最後は涙ぐんでいた。
根は純粋なのだ。
カラスに襲われそうだから助けた。
その方法は間違っていたけど、その気持ちは結果この子猫たちを助けた。
今後はこれをきっかけに自分たちのできることをはじめてくれるといいのだが。

体重
クロ 100g シロ 90g ウシ 75g

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このブログ記事について

このページは、ひとみんが2010年6月28日 00:30に書いたブログ記事です。

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