2010年7月アーカイブ

乳母7日目

| コメント(2) | トラックバック(0)

・6/28
急がなきゃ、一ヶ月前のこと忘れちゃう。
※金時は今りっぱな乳母やのところですくすく子猫に育っています。

金くんは昨晩から全快でよく鳴き、動き、しっこもンコもモリモリ全快です。
ほんとよかったよ。
100627kin.jpg
ミルク飲んで大満足。体重も10g増えました。

時くんは、2日ンコが出てなかったのと、しっこの出も悪くなり
ミルクの吸いつきが少し悪くなってきて、
目があかなくなっちゃったので病院へ。
しめったコットンで刺激しても出ない。
体重は20g増えてたんだけど、半分はンコ。

先生がぬるま湯の中で刺激して膀胱のしっこを全部だして、
ンコを中から押し出してくださいました。
かったいンコが邪魔してでなくなってたみたい。
力加減もむずかしいらしく、薬剤には頼りたくないってことで
毎晩ぬるま湯の刑にかけることに。

100628toki.jpg
これは昨日の出てなかったときのぽんぽこおなか。

ミルクいっぱい飲んで、満腹でふわふわで、安心して大きくなぁれ。

乳母6日目

| コメント(0) | トラックバック(0)

・6/27
明け方、金くんが力強くミルクを飲む。
泣けるほどうれしかった。
ちょっと具合を悪くしてたところに、無理やりミルクを入れたから
下痢しちゃったのかもしれない。

百戦錬磨の野良にゃん先生ですら
乳飲み子は怖いよとゆってらした。

人の手をどこまで加えるか。
それは命のぎりぎりのところで判断は永遠につかないものなのかもしれない。
今回は金くんの生きていく力が勝ったけど、
下痢のしすぎでニタのいるところにわたった可能性だってあった。

金時は植え込みでカラスに襲われるか、
ミルクを飲めなくて野垂れ死にしていたはず。
人の手を加えたのが偶然じゃなくて、
このこたちの運だとか運命だとかいうのかもしれないけど、
なんか一生懸命生きようとしているこの子たちを見てると
生きようとする力ってすばらしいって思う。

うまくいえないけど。

さて、時くん。目があきましたヽ(=⌒○⌒=)ノ
100626toki.jpg
まだまだねずみみたいだけど。

それから金時どちらもへその緒が取れてました。
今朝見たら寝床にしてるキャリーの中におちてた。
あれってぽろっととれるもんなんですね。

乳母5日目

| コメント(0) | トラックバック(0)

iPhoneで書き込んでみる。

6/26
今朝未明より金くんもミルクを飲まなくなる。
このくらいの子は飲まなくなったら終わりだと
1番元気だった金くんまで連れていかないで。

朝から病院へ。

ミルクをカテーテルで流し込み、
先生にカテーテルをもらう。
肺に入って死んじゃったらと心配する私に
誤飲より、ミルクを飲まないで脱水して
死ぬ確率の方がはるかに高いと説得。
確かにそうだとハラを決めた。

家に帰ると下痢の嵐。
小さい体で、体中の液体を出してるんじゃってくらい。
今思うと私はこのとき育児ノイローゼのピークだった。

とにかく水分をとらせようと
一時間おきに1mlのミルクを口に含ませる。
会社休みでよかった。
自分で吸わない、口に入れてもだだ漏れ。
誤飲してるんじゃないかと思うほど
ぷくぷく音がする。

それでもニタが虹の橋のたもとで
金時が迷いこまないよう見張ってくれてた。
夜中には出すものもなくなったのか
下痢はとまる。
あとはミルクを飲みさえしてくれれば。

祈るような気持ちで寝入らないようふんばった。

私はどうも目の前の出来事にテンパり、
なんでわかってくれない?と思う傾向がある。
金が死にかけてるとき、
金に生きて会えるかな?とかメールが友達からきて、
縁起でもないこと言うなとぶちギレた。
私がいっぱいいっぱいでも、まわりにとっては
些細なことなんだなと悲しくおもった


猫の霊

| コメント(0) | トラックバック(0)

いえいえ。ひとみんは霊なんか信じてないですよ。
でも、こないだ、出たんです..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツギャァッ!!

それは仕事のストレスで腐ってた上に、
誰にもヤケ酒につきあってもらえなかった夜。

ひとみんは家でヤケ酒をたしなんでいました。
最近オキニイリのシルクエビスと。
品川エキュート内上海煎包記の棒餃子(絶品)とえびニラ饅頭をつまみに。

100709yolly.jpg

テーブルの向こうに、確かに猫の生首があっ!
ヾ(>y<;)ノ うわぁぁ!!

乳母4日目

| コメント(2) | トラックバック(0)

・6/25
一晩枕元にニタを安置して、明け方お別れをした。
いつまでもほんのり温かい気がした。
子連れトラ子のいた公園の桜の下に埋めた。
片手に収まるくらいの小さな体。
土に返り、今度は元気な体になって生まれておいで。

わかってはいるけど心はついてかない・・・。

なのに、渋谷に着くとサッカーで浮かれて
朝っぱらから泥酔のやつらが機動隊とひと悶着。
泥酔して転がるヤツ。パンツくらいはいとけよ。
わけわからず機動隊に向かってくボケら。
マジウゼエ!
心の奥底から殺意が沸いた。
いっぺんニタの代わりに死んで来いとか本気で憎悪した。

サッカーの話はいつかひとみんやで書こう。
非国民で上等。

悲しむヒマもないくらい金時が元気なのが救い。
時くんは体重も10g増えて目が少し開き始めています。
100625toki.jpg

金くんは体重は増えてなくて心配だけど、ミルクは飲んでるし、
元気に動いてるので様子見。
100625kin.jpg
大きな声でびゃーびゃー鳴きます(笑)

ミルクがっつり飲んでぐっすり寝てます。
ニタの分まで大きくなってね。

突然の・・・

| コメント(0) | トラックバック(0)

・6/24
ウシくん、夜中の授乳であまりミルクを飲まず。
折からの下痢で脱水気味。背中の皮をつかむと戻らない。

朝、ベッドのふちに腰掛けて授乳していると、
なんとシロくんが床に落っこちた。
あわてて拾い上げたけどなんかふらふらしてる。
ミルクを飲ませると飲んだけど、誤飲したのか、
呼吸しててもぷくぷく音をずっと立てている。
大パニック。

ウシくんは朝ミルクを飲んでくれて背中の皮を引っ張って少し戻るようになる。

10時の授乳時にはシロくんは普通に鳴いて普通にミルクを飲む。
ほっと安心。

14時ウシくんが完全に脱水症状。
ミルクは吸い付くことができず、シリンジで強制授乳するが、1ml口に含ませてもダダ漏れ。
ぐったりしている。

ただただ、涙があふれる。ダメかもしれない。
まだ何もしていない。目も開いてない。
まだいいことひとつも体験してないのに。
もともと生き延びることができなさそうだから育児放棄にあったのかもしれない。
それは人間が手を加えてもどうしようもないことなのではないか?
こうやって無理にミルクをいれて生き延びさせようとすることは苦しいだけなんじゃないか?
このままそっと見守って逝かせてあげたほうが苦しくないんじゃないか?

17時いよいよ飲まない。
ブドウ糖をシリンジで強制摂取。
ブドウ糖は甘いのか飲むそぶりをみせた。が1mlも飲むことができず口から漏らすばかり。

18時獣医へ駆け込む。
皮下輸液をお願いし、ブドウ糖をカテーテルで摂取させる。
弱っているのに大きな声で鳴く。痛いよね。苦しいよね。
これで治らなかったらもう積極的治療はやめよう。
でも、これで治ってほしい。最後の望みをかけた。

3匹に名前をつけた。
シロくんがキン。
クロくんがトキ。
あわせて金時。ウケ狙いじゃないよ(笑)
そしてウシ柄くんがニタ。
私が好きな猫絵十兵衛に出てくる猫仙人の名前。
ニタのように長生きしてほしい。

温めながら様子を見る。
泣き疲れすぎて自分が眠気が襲い少しうとうとしてしまう。

23時すぎ、見ると、ニタが虹の橋へ旅立っていた。
まだ温かかった。でも、体はもう硬くて・・・。
22時まで生きていたのに。私の指に反応してたのに。
看取る事もできなかった。

最後の写真は見れる人だけ・・・。
ニタの写真

下痢で汚れた体を洗ってあげて、ドライヤーで乾かした。
小さい小さい体だった。

たとえ名医と呼ばれるお医者さんでもニタはダメだったかもしれないと慰められた。
植え込みで干からびて死なないだけ幸せだったよ、と。
そうかもしれない。

だけど、心はついてかなくて。
うつむくと今でも涙がこぼれる。

悔やむことは多いけど・・・
でも、生まれでてから多分5日。一生懸命生きたと思う。
最後は苦しかったと思うけど、温かいふかふかの寝床、おなかいっぱいのミルク、
拾ってくれた、預かり先を探してくれた、そして世話をしてくれた温かい人の手を
感じてくれただろうか。

私はニタにたくさんの幸せとたくさんのことを学ばせてもらったよ。

この乳児たちの母猫は飼い猫らしいということ。
避妊手術をしないまま外に出している人がまだいるということか。
飼い猫でないとしても避妊手術もできてない猫がいるということで、
また出産してまた育児放棄するかもしれない。
人が捨てた可能性も否定できない。
動物病院で隣に座った保護活動をされているおじいさんがおっしゃった。
飼い猫だろうが、TNR(Trap Neuter Return)をする。
TNRについての過去の記事はこちらだよ。
それは極端かもしれないけど、意識の低い飼い主はまだまだ存在する。

ぢょりも年取ったし、忙しいし、って少しペースを落としてたけど、
毎年猫たちの命に待ったはないんだ!
私ひとりやってもすぐには変わらないかもしれない。
でも2人、3人、100人と小さい歩みながらも必ずその輪は広がっていくし、
命の重さを知る私らには広げていくことができるはずだ。

とにかく金時を無事育てあげていい里親さんをみつけてあげること。
目の前の命を救うこと。
ニタが教えてくれたこと、忘れないでいること。

乳母2日目

| コメント(0) | トラックバック(0)

・6/23
育児プロのアドバイスで、育児もラクラクに。
1回の授乳でがっつり飲んでくれるので、その後爆睡してくれ、
気をもむ必要がなく仕事もはかどる。
ウシ柄くんは若干ミルクの飲みが悪いが、
シロくん、クロくんは5mlずつミルクを飲み、しっこもうんこももりもり。
食って出して寝てくれれば育つ。

100623ushi.jpg
さて、黄色円内、ウシ柄くんの足が内側に折れ曲がっているのがわかりますか?
事故かとも思ったんですけど、先天性の奇形でした。
でも、麻痺しているかと思いきや、内側に折れ曲がった足で、
しっかり私の指を握ることができるんですよ。

やっぱり先天性の奇形で後ろ足が動かない猫の話を読んだことがありました。
その猫は飼い主さんのおかげで前足だけで力強く移動することができ、
自分でトイレに入ることもできないので、普段はオムツをして生活しているそうです。
高いところを見るのが大好きで、飼い主さんにスリングで抱っこされて
窓の外や散歩や旅行にまでつれていってもらって幸せに暮らしています。
障害があることが不幸なのではない。生活ができないわけでもない。

大きくなってくれさえすれば、ウシ柄くんはうちでひきとろう。
そう、心に決めていました。

100623kin.jpg
抱き合って眠るウシくんとシロくん。
どっちも口ひげつきです(笑)

100623toki.jpg
クロくんは鼻コアラ。

育児プロに言わせると珍味系(笑)
珍味の方がかわいいと思うんだけどなぁ。私は少数派のようですが(笑)

カテゴリ

Powered by Movable Type 5.01

HOME

にゃらん

ネコニュース

このアーカイブについて

このページには、2010年7月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2010年6月です。

次のアーカイブは2010年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。