2010年6月アーカイブ

乳母1日目

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・6/22未明
とにかくミルクを飲まない。
哺乳瓶から飲まないのでシリンジで入れてみるが、口からダダ漏れ。
途方にくれていると百戦錬磨の乳飲み子のプロから電話が入る。
渡りに船。
地獄に仏。

とにかくあっためないと飲むものも飲まないってことで
親猫の体温より熱めのお湯をペットボトルに入れて保温開始。

夜中の授乳のときには哺乳瓶で無事飲むようになりました。
1006223nyan.jpg
乳児にとって保温がいかに大切か。学習しました。

2-3時間おきにミルクをほしがる。
5mlは飲まないがシロ・クロは3mlづつくらい飲む。
しかしウシは1mlしか飲まず、排泄も2回に一度くらいしか出ない。

いよいよ連れ子出勤。
勤めだしたばかりの会社でほめられたものではないが・・・。
朝たっぷりミルクを飲んだものの、昼は全くうまく飲ませられず
飲まない=脱水に直結なので仕事も手につかない。
育児ノイローゼ勃発。乳飲み子のプロに泣きつく。

遅くにうちまで来てくれることに。・゜゜⌒(TOT)⌒゜゜・。 ありがたやありがたや。

プロの手にかかると、イヤイヤしてたウシくんがあっさり10mlもミルクを飲んで
3匹ですやすや。
1006223nyan2.jpg

さて、どの育児書にも書いてなかった私の失敗をば。
・哺乳瓶の口をちからいっぱい閉めてた。しかも閉まりわりーなとか思ってた(笑)
遊びがないと空気が入らずミルクがでないとのこと。
・ミルクが出てないのに一生懸命吸わせてたので哺乳瓶を嫌がっていた模様。
・乳首からミルクの出が悪かった。ぽた、ぽた、としたたり落ちるくらいまで切るそうだ。
・乳首に吸い付くまでは舌の上でころころ転がしてみる。吸い始めると耳がぴくぴくしてわかる。

夜遅くに遠くまで来てくれて、いろんなメーカーの哺乳瓶をいくつも持ってきてくれて、
保温用カイロ、ミルク缶を2缶、ブドウ糖、初乳成分まで全部持参してきてくれて、
本当に頼りになります。

なんとか、この子たちを育ててあげたい。

育児

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我が家に乳飲み子が来てから1週間。

育児しながら、ブログ更新している保護主の方々は神だ。

2-3時間おきの授乳、排泄、ミルク飲まなきゃ心配し、排泄しなきゃ心配し、
悲しい別れがあっても、命に待ったなし。

この子たちの記録を残して行こうと思う。
1006213nyan.jpg

6/21 親友からメールが届く。
親友の知り合いが子猫を拾い、面倒見切れないので保健所に連れて行くとゆっている。
なんとかしてくれるところないかな?という内容だった。

凸(▼□▼メ)
最初から拾うなよ!命をなんだと思ってんだ。 
と、怒りがこみあげてきたものの、子猫に罪はない。
しかも、相手が切羽詰ってるので何をしでかすかわからない。

拾ったヤツがうちまで届けに来て私の説教を聞くのを条件に引き受けることにした。

・・・が。
状況は思ったより深刻だった。

よくよく聞いてみるとへその緒がついてる乳飲み子で
うち一匹は足が変形しているとのこと。
定時即効であがって、病院のある駅で待ち合わせた。

蓋を開けてみるとまだ若い20代前半くらいの男の子2人。
・家の前の植え込みに3匹ばらばらに散らばってる乳飲み子を発見し、
カラスがそばにいて危険だったので後先考えず保護したとのこと。
・母猫らしき猫はいたのだが、首輪をしていた飼い猫らしい。
・すぐに引き取り手を見つけるつもりだったが、見つからず
思いのほか世話が大変で仕方なく役所に連絡をするつもりでいた。

病院までの道で順々に諭した。
まず猫を保護するのは、時間もお金も里親探すのも、見つからなかったときも
命に対する責任を全部ひっかぶるつもりでなければ拾うな、と。
中途半端に助けたい一心で助けても、助ける方法がわからなければ共倒れだと。
それから、愛護センターで行われている殺処分がどんなものなのかを話した。
子猫はネットやダンボールに入れられて上からどんどん投げ入れられて
下の子はそれだけで圧迫死、さらに安価なガスをつかって窒息死をさせるのだと。
呼吸の浅い子猫たちはガスがいきわたらず生きたまま焼かれることだってあると。

知らなかったのだろう、愕然としていた。
まぁ、仕方あるまい。

病院で見てもらったら、牛柄の子は足が内側に折れ曲がっている奇形で
ぬるくなったミルクも与えていたようで更に保温もしてなかったので、体温が低く、
3匹ともミルクが足りない状態。
先生にカテーテルでミルクを入れてもらい、保温のペットボトルをもらい
3時間おきに携帯のアラームをセットして親猫代わりの乳母生活が始まった。

猫を保護するのは猫を実際飼って助けることだけが保護じゃない。
でももし家で保護をするならちゃんと自分で覚悟を決めてもっと学習しないといけん。
助けようと思っても、正しい方法をしらずに逆に危うく殺しかけてたこと。
地域猫活動をするのも、避妊手術をするのも、外飼いの猫を減らす啓蒙をすることも
同じように保護なんだよ。自分が責任もってできることをやりなさい、と伝えた。

彼らも、最後は涙ぐんでいた。
根は純粋なのだ。
カラスに襲われそうだから助けた。
その方法は間違っていたけど、その気持ちは結果この子猫たちを助けた。
今後はこれをきっかけに自分たちのできることをはじめてくれるといいのだが。

体重
クロ 100g シロ 90g ウシ 75g

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