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練馬の多頭飼い崩壊現場のお掃除ボランティアのお手伝いに行ってきました。
昨日までうだるような暑さだったお天気も
曇りで風通しがよくて、湿気もなくて
お掃除するみなさんにも、
外で待機しなければならなかった猫さんたちにとっても
まさにぬこ神さまに守られた一日でした。
詳細は、上記サイトにて公開されているとおりですが、
私が個人的に思ったことのは
とにかく衛生状態が極悪で、
人も動物も生活できる環境ではないことと、
それが引き金になって近隣の方との関係に
埋め難い溝ができていること。
でした。
掃除開始から最初のうちの役割は猫さんのお留守番だったので
私が自宅に足を踏み入れたときには、
既に掃除が進んでいた状態だったのですが
それでも目に沁みるアンモニアの刺激臭がありました。
ボランティアさんはほぼ女性の中、
家具などの大きなものを移動したり、
畳をあげたりしたのですが、
家具にも容赦なくおしっこがかかっていて、
畳も爪とぎとおしっこでボロボロで、
更に押入れの床板も腐っているようでした。
それでも、第一段階のバルサン焚きまではとても早く進み、
バルサン焚きの間は休憩と猫さんたちのフロントラインです。
このフロントラインを甘く見ていたのですが、
フロントライン後に猫さんの留守番をしていたところ
猫の体から逃れてきた大量のノミに
防塵用の作業服、洋服をも通り越して背中は無数に刺されてておりまして
たいそう大変なことになってしまいました。
ほんの数十分の休憩に近所の公園にいったのですが、
野良にゃん(?にしてはぷくぷくしてました)がのほほんと行き来していました。
とにかく外を歩いている猫さんがとても多い地域のようで
現場近くのパーキングがあったのですが、
猫のトイレと化していて、掃除されてないンコがゴロゴロしてました。
バルサンが終わってからは本格的な部屋の掃除でした。
バルサンの済んだ畳の搬出。
家具の拭きあげとにおい消し。
そして、台所の掃除。
台所の掃除は、想像を絶するものでした。
何千ものゴキの死骸、そして生き延びたゴキの駆除。
数時間ぶっ通しの掃除にボラさんたちの疲労もピークに達していたように思いますが、
掃除しても掃除してもきれいにならない状況に
みなさんイヤな顔ひとつしないで黙々と目の前の仕事をこなされていました。
このような大がかりな多頭飼い崩壊には
レスキュースタッフの方々に多大な負荷がかかっていることと思います。
本当に連絡や調整や段取りやらお疲れ様でした。
たくさんのみなさんの心からの物資も届いておりました。
実際掃除をしていて思ったのは
ビニール手袋や軍手はほぼ使い捨て状態になるので大量に必要。
ぼろ布はタオルやTシャツ以外は使いづらいです。
※中には洗濯もされてないような黄ばんだTシャツやパンツなんかもありましたが…。
それも善意という人もいるかもしれませんが…。悪いけど捨てました。
実際の現場で、実際に体験しなければ、わからないものがあると思いました。
これからは猫さんたちのおうち探しの段階になります。
長い地道な努力が必要なのはむしろここからで、
みなさまのご支援が必要なのもこれからになります。
すべての猫さんたちが無事におうちをみつけられるまで
できること応援していきたいと思います。
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