お掃除ボランティア
http://www.geocities.jp/nerima_neko40/
練馬の多頭飼い崩壊現場のお掃除ボランティアのお手伝いに行ってきました。
昨日までうだるような暑さだったお天気も
曇りで風通しがよくて、湿気もなくて
お掃除するみなさんにも、
外で待機しなければならなかった猫さんたちにとっても
まさにぬこ神さまに守られた一日でした。
詳細は、上記サイトにて公開されているとおりですが、
私が個人的に思ったことのは
とにかく衛生状態が極悪で、
人も動物も生活できる環境ではないことと、
それが引き金になって近隣の方との関係に
埋め難い溝ができていること。
でした。
掃除開始から最初のうちの役割は猫さんのお留守番だったので
私が自宅に足を踏み入れたときには、
既に掃除が進んでいた状態だったのですが
それでも目に沁みるアンモニアの刺激臭がありました。
ボランティアさんはほぼ女性の中、
家具などの大きなものを移動したり、
畳をあげたりしたのですが、
家具にも容赦なくおしっこがかかっていて、
畳も爪とぎとおしっこでボロボロで、
更に押入れの床板も腐っているようでした。
それでも、第一段階のバルサン焚きまではとても早く進み、
バルサン焚きの間は休憩と猫さんたちのフロントラインです。
このフロントラインを甘く見ていたのですが、
フロントライン後に猫さんの留守番をしていたところ
猫の体から逃れてきた大量のノミに
防塵用の作業服、洋服をも通り越して背中は無数に刺されてておりまして
たいそう大変なことになってしまいました。
ほんの数十分の休憩に近所の公園にいったのですが、
野良にゃん(?にしてはぷくぷくしてました)がのほほんと行き来していました。
とにかく外を歩いている猫さんがとても多い地域のようで
現場近くのパーキングがあったのですが、
猫のトイレと化していて、掃除されてないンコがゴロゴロしてました。
バルサンが終わってからは本格的な部屋の掃除でした。
バルサンの済んだ畳の搬出。
家具の拭きあげとにおい消し。
そして、台所の掃除。
台所の掃除は、想像を絶するものでした。
何千ものゴキの死骸、そして生き延びたゴキの駆除。
数時間ぶっ通しの掃除にボラさんたちの疲労もピークに達していたように思いますが、
掃除しても掃除してもきれいにならない状況に
みなさんイヤな顔ひとつしないで黙々と目の前の仕事をこなされていました。
このような大がかりな多頭飼い崩壊には
レスキュースタッフの方々に多大な負荷がかかっていることと思います。
本当に連絡や調整や段取りやらお疲れ様でした。
たくさんのみなさんの心からの物資も届いておりました。
実際掃除をしていて思ったのは
ビニール手袋や軍手はほぼ使い捨て状態になるので大量に必要。
ぼろ布はタオルやTシャツ以外は使いづらいです。
※中には洗濯もされてないような黄ばんだTシャツやパンツなんかもありましたが…。
それも善意という人もいるかもしれませんが…。悪いけど捨てました。
実際の現場で、実際に体験しなければ、わからないものがあると思いました。
これからは猫さんたちのおうち探しの段階になります。
長い地道な努力が必要なのはむしろここからで、
みなさまのご支援が必要なのもこれからになります。
すべての猫さんたちが無事におうちをみつけられるまで
できること応援していきたいと思います。
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なんとかおうちのないにゃんこたちがおうちを見つけられますようにみなさんにお願いがございます。
多くの方の目にとまるように、赤い糸を握っていらっしゃる里親さんの目にとまるように、
下のバナーを一日1回クリックして里親探しの応援をしていただけませんでしょうか。
コメント
お疲れ様でした。
本家の方のブログも拝見しましたが、大変な作業だったようですね。
本当に頭の下がる思いです。
1にゃんでも早く、里親さんが見つかると良いですね。
P.S 申し訳ないのですが・・・、
「フロントライン」の件では思わず吹き出しそうになりました(笑)。
ホント、ものすごかったんでしょうね。
投稿者: 高原です。 | 2007年08月27日 11:35
はじめまして。
練馬猫40のお預かりネコちゃんをされていると知りお邪魔しました。
初めて預かりをしたのがうちなので、他のネコちゃんがどのような
環境でどのように過ごしているのかとても気になっていました。
様子を拝見させていただき、ネコちゃんに詳しい方のようで
「私で大丈夫なの?それも4匹(1匹は亡くしてしまいました。)」
これも私のいたらなさと無知のせいだと一生自分を許せないと思います。
ただ、大変な状態の中預かる人がいなければどうにもならないと思い
手をあげたのですが、私でよかったのかと・・・
もっとネコちゃんに精通した人の方が良かったのではないかと・・・
これからも、時々お邪魔させていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
投稿者: ルルママ | 2007年09月05日 19:42
>ルルママさん
ハジメマシテ~。お返事遅くなってごめんなさい!
私も全然そんなことないですよー。
駆け出しでいろんな猫さんと先輩ボラさんに学習させてもらってここまできました。
死って保護していると、どうしても直面して向き合わないといけない問題なんですよね。
私の知っている保護団体の代表の方は手を尽くして尽くして
それでも手の中で消えていった命にいつも涙を流していらっしゃいます。
それももとはといえば他の人間の勝手な都合で役場に持ち込まれた命のために。
ルルママさんのそういった気持ち、なくなった子にも通じてますよ!
私もいつも思います。うちにくるより幸せに預かってくれる人いたかもって。
でも、目の前にいる子は自分を頼りにしてくれているのだから、
この子たちの長い猫生を幸せにしてくれる里親さんみつけてあげれるように
がんばりましょう~。
投稿者: ひとみ | 2007年09月10日 08:32