ちょっとセンシティブ
なんだかんだむかついたり、反発したり、泣かされたりした、
副社長が上海に戻ることになった。
自称、副社長の奴隷だとか、小間使いだとか、
私のDNAは副社長に逆らえないようにできているとか、
副社長のいうとおり物事が進めば話は簡単だよとか心で反発したりとかしてきた私だけど。
この会社にいて一度だけ辞表を出したことがあるのだけど、
あなたのその性格じゃどこにいっても仕事できないよって烈火のごとく怒鳴られたこともあって。
いろんな関連会社に転籍を繰り返させられたけど、
そのたびに関連会社の上司とは別に、副社長に支配されていた。
最後の日だった今日も怒られた。
今日なんか朝から3時まで会議漬け。
支払の提出期限は4時で。
一日のルーティンワークなんか何もできてないのに
副社長に提出しろといわれた仕事を5時過ぎまで昼ヌキで作って報告してたら、
報告の1/4も説明してないのにあとは部長と打ち合わせしてなんとかしてね!といわれてしまった。
ブチ切れた。
でも、最後、お別れの段階になって、
泣かないでいようと思っていたのに、やっぱり泣いてしまった。
思い返せば、ヤなことの方が多いのに、
13年も一緒にいて、私の欠点もよくわかっていてそれを口うるさく注意してくれる一番の理解者だった。
最後、「あなたが一番心配。あなたはみんなにとても愛されているのよ」と励まされた。
副社長にとても大事にされている自分を垣間見た。
きっと、何年経っても、副社長にとっては安心できる存在にはなれないかもしれないけど(笑)
でも。いつか。きっと。