ペルーサ11秒0圧巻仕上げ...天皇賞・秋追い切り
◆天皇賞・秋追い切り(26日) ペルーサが、迫力満点の走りを見せた。芝コースの5ハロン地点からスタート。約3馬身前を行くバンスタンウォルツ(3歳500万)を、気分良さそうに追いかけた。3、4コーナーは外に進路を取り、迎えた最後の直線。手綱が動くと、瞬時に反応した。ググッと体が沈み、ストライドが大きく伸びる。あっという間に、パートナーを3馬身置き去りにした。
65秒9。ラスト1ハロンは、何と11秒0。「(動きは)良かったし、ホント、順調にきている」。またがった横山典が褒めれば、藤沢和調教師も「先週の動きからみたら良かった。息遣いもね」と目を細めた。
3歳で挑戦した昨年は、ブエナビスタの2着。アーネストリーを3着に下し、さらなる活躍が期待されたが、昨春の青葉賞以来、勝ち星がない。しかし、夏場の充電で、心身両面で大人に。横山は成長を認めている。「春先は地震などでナーバスになっていて、どうかなと思っていたけど、今では不安がない。テンションだけ高いのが、当日どう出るかだけ。体の作りも問題ない」
最強と言われる現4歳世代の、一角を占める存在だ。「強い馬が多いけど、そんなに差はないと思う」とトレーナー。横山も前向きだ。「スタートは心配していない。普通に走ってくれれば、いい結果が出る」。1年前よりひとつ上の表彰台は、決して遠い存在ではない。
2011/10/27 スポーツ報知
天皇賞秋・ぺる情報-スポーツ報知-
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