天皇賞秋・ぺる情報-デイリースポーツ-

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【天皇賞】ペルーサ、3馬身先着
「天皇賞(秋)・G1」(30日、東京)

1027peru4.jpg 藤沢和師が「ぶっつけで行くからには、きっちりと仕上げていく」と宣言していたペルーサ。その言葉通り、この1カ月間、みっちりと乗り込まれてきた。1週前、驚がくの美浦坂路4F48秒9の猛げいこを経ての最終追いは26日、芝での併せ馬。バンスタンウォルツ(3歳500万下)を先導役に総仕上げが始まった。

 ハイライトは直線残り1Fからだ。約1馬身あった差を外から一気に詰めると、並ぶ間もなくかわし去り3馬身の先着。全体時計は5F66秒1‐37秒2‐11秒8となったが、ゴールに近づくにつれてグングン加速するその走りは、1年前の天皇賞2着時の豪快な伸びをほうふつとさせた。

 「良かったよ。ホントに順調に来ている」とうなずいたのは、3週続けてまたがった横山典。「久々でテンションが高いのが当日どう出るか」と注文はつけたが、「春は自分の中で"どうなのかな?"という状態だった。今回は本当にいい」と仕上げに自信を見せた。

 一方の藤沢和師は「見るからにたくましくなった」と馬体の成長を強調。「休み明けの馬を、これだけ攻めたのは初めてじゃないか」と胸を張った。パワーアップした姿を、いきなり見せつける可能性は十分だ。
2011/10/27 デイリースポーツ

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