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【有馬記念】スタートさえ決まれば! ペルーサ
peru1222.jpeg美浦 芝 不良 馬なり
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 デビューから4連勝で青葉賞を圧勝。2着のトゥザグローリーには4馬身差をつけ、勝ちタイムも2分24秒3と優秀。しかも、ほとんど持ったままという圧巻の内容から、日本ダービーでも皐月賞馬・ヴィクトワールピサに続く2番人気に支持された。

 しかし、日本ダービーではスタートで後手を踏んでしまい、直線でよく追い上げたものの6着と、初黒星を喫することになる。それ以来、ペルーサVSゲートの戦いが続くこととなってしまった。

 美浦の芝コースで追われた最終追い切りは、馬なりで5F66秒6をマークし、僚馬のミッションモードにしっかり先着を果たした。騎乗した安藤勝騎手は

「いい状態を保っている。後は、とにかくゲートを出ること。このところは、まったく競馬をしていないからね。練習では良くなっているし、今日も駐立で力が入るところはなかったからね。普通に出てくれれば、どれだけの競馬ができるのか楽しみだね」

と、とにかくスタートを出ることがカギだと語った。安藤勝騎手自身、ジャパンC後も毎週美浦トレセンに足を運んでペルーサのスタート練習に立ち会って来たように、"何としても今度こそ"という思いが強いのだろう。

 この秋は、毎日王冠5着、天皇賞(秋)2着、ジャパンC5着と惜敗が続いているが、いずれもスタートで大きなロスがあっての結果と考えれば、決して悪い内容ではない。ゲートが開いた瞬間に互角の飛び出しを見せれば、栄光のゴールへ向けての道も開かれるだろう。UMAJIN 12/22
【ジャパンC】ペルーサ余力十分に先着!!課題の出遅れは特殊馬具で対処
peru.jpeg美浦 芝 良 馬なり
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 前走の天皇賞・秋はスタート地点まで藤沢和師が付きっ切りで確認も、毎日王冠(5着)時ほどではなかったが、出遅れてしまった。後方を追走する形になったが、直線でスペースが開くと馬場の真ん中を一気に突き抜けて2着。世代(3歳)トップクラスの力量を見せ付けた。スタートさえ五分だったら...。そう思わせるほどの末の切れ味だった。
 今回は1週前の追い切りから安藤勝騎手が美浦TCへ駆けつける熱の入れよう。課題のゲート難に名手が付きっ切りで克服を図る。
 本日(24日)も背中には安藤勝騎手の姿があった。芝コースで僚馬クリスタルウイング(1600万下)を2馬身先行させてスタート。軽快なフットワークから徐々に差を詰めていき、4コーナーで内へ進路を取る。直線は馬なりのまま余力十分の手応えでクビ差先着した。
手綱を取った安藤勝騎手は「動きは前回と同じくらい、リラックスしていい感じだった。まだまだ奥のありそうな馬で、前走も最後は1頭だけ違う脚を見せてくれたからね」。課題のゲートについては「けさは良かったね。馬具で工夫をしたり、練習の効果で観念してきたんじゃないかな」と、練習の成果が徐々に実を結んでいる前向きなコメントが聞かれた。

 出遅れ解消へ、特殊馬具として尻がい(尻尾と鞍との間をロープで結ぶ馬具)を装着。尻尾に意識がいくことで、ゲート内で立ち上がらない効果がある。鹿戸雄厩舎のダイワマックワン(オープン)も出遅れ癖があったが、これを装着して勝ち星を収めており、効果はありそうだ。鹿戸雄一師は07年にムチを置いたが、それまで藤沢和厩舎の馬に騎乗をし、また調教にも跨っており、いわば"師弟関係"とも呼べる間だった。今回、鹿戸雄師の管理馬が成果を出した馬具を師匠である藤沢和厩舎のエースが装着し、出遅れ克服に挑む。ペルーサがこれに応えることができれば、師弟愛が実を結ぶことになる。UMAJIN 11/24

2011年2月

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