【天皇賞・秋】体質が強化され悲願のGI制覇へ ペルーサ
美浦 南芝 良 馬なり
65.4-50.2-36.4-11.6
デビューから青葉賞まで4連勝。能力は世代トップレベルと目されながらも、その後は結果を残せないでいるペルーサ。昨年の天皇賞・秋では大勢が決したあととはいえ、もの凄い脚で追い込んで2着など、東京2000mは3戦3連対と相性の良い舞台だけに、ここで巻き返しを図りたいところだ。
天皇賞・春からのぶっつけとなる今回は約半年ぶりのレース。実戦感覚は気になるところだが、たっぷりと休養をとったことで体質が強化され、どのスタッフも「腰まわりがしっかりしてきて、馬体全体が逞しくなった」と口を揃える。9月下旬に帰厩してからは坂路とコースで順調に調整されて好仕上がり。1週前には坂路で4F48秒9をマークするほどの状態だ。
そして、本日(26日)の追い切りは芝コースで僚馬と併せ馬。先週坂路で追われた効果もあり、気迫を全面に出した走りで鞍上の横山典騎手が押さえたまま4 馬身の先着と素晴らしい動きを披露した。その横山典騎手は「感触は良かったし、順調にきている。テンションの高い点は気になるけど、普通に走ってくれれば良い結果が出ると思う」と手応えを掴んでいる。
デビュー4連勝以降勝ち星はないものの、GIでも常に上位人気に支持されているように、その能力の高さはファンの誰もが認めるところ。約半年ぶりの実戦とはいえ、この馬が全能力を発揮した時には馬名の由来となっている、サッカー界不滅のスター・マラドーナのように、他を圧倒するだけのモノを持っているだけに目が離せないところだ。
2011/10/26 umajin
天皇賞秋・ぺる情報-umajin-
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://duende.sakura.ne.jp/mt5/mt-tb.cgi/368
コメントする