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【ジャパンC】GI初勝利を狙うペルーサ、豪快な伸び脚で仕上がり完璧!
美浦 芝 稍重 馬なり
67.9-52.7-38.7-11.5

6カ月の休み明けで臨んだ前走(天皇賞・秋)は外から猛然と追い込むも、わずかに届かず3着に敗れたペルーサ。レコード決着による反動が心配されたが、馬の回復が早くすぐに乗り込みを開始。心配事は杞憂に終わった。

この中間は馬なりで15-15のメニューを消化。先週の1週前追い切りでは美浦の坂路で速い時計を出して、迎えた今朝の最終追い切りでも文句なしの動きを披露した。23日、主戦の横山典弘騎手を背に美浦の芝コースで併せ馬。前を行く僚馬2頭を追いかける形でスタートすると、馬なりのまま加速。ラスト 1F11秒5の伸び脚で、最後はレッドスパーダを一気に抜き去った。稍重の馬場をものともしない走りで、前走よりもさらにパワーアップした伸び脚は迫力十分。素晴らしい馬体の張りに、ピカピカの毛ヅヤ。完璧に仕上がった。

期待された昨秋は天皇賞・秋での2着こそあったが、評判に見合う結果を残すことはできなかった。今年もまだ勝利とは無縁で、振り返ると昨年の青葉賞で圧勝したのを最後に一度も勝利していない。今年のジャパンカップも、凱旋門賞馬の参戦など強敵が顔を揃えた。一線級の猛者をなぎ倒して初のGI制覇なるか。この馬の末脚が府中の直線で弾けるところを拝みたいものだ。
2011/11/24 UMAJIN

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