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年男の藤沢和雄調教師、日本一奪回へ最低でも60勝
うさぎ年の2011年。競馬界で最も注目される年男は、藤沢和雄調教師(59)=美浦=だ。昨年まで、現役最多の1064勝を挙げる名トレーナーも、昨年は49勝止まりで全国2位。"奪回"へ向け、新年から気合を見せている。1951年9月生まれで、目標に掲げたのは、年齢と同じ60勝。悲願のダービー制覇への挑戦も含め、その動向から目が離せない。

 節目の年に向け、藤沢和調教師は「今年はやるよ!」と表情を引き締めた。9月の誕生日で、ちょうど60歳に。「"いいトシ"だと思わず、年を取っていい仕事ができるようになったと思えるように、気合を入れて取り組みたい」と自らを鼓舞するように言った。

 昨年は49勝。95年以来続く関東リーディングの座はガッチリ守ったものの、全国ランキングでは音無厩舎に3勝及ばなかった。「近年の中では、良くなかった。素晴らしい馬を牧場から入れてもらっているのに、未勝利戦を勝たせられない馬が6、7頭いたりとか...。勝ち鞍が10くらいは足りない。自分自身、情けないし、反省して怒ってもいる」と厳しい口調で振り返る。

 とはいえ、11月に10勝、12月に7勝と、終盤は勝ち星を量産。クラシックを目指す2歳馬の活躍が目立った。そして迎える新たな年。素質豊かな若駒が、デビューを間近にしている。「レッドジョーカー(牡、父キングヘイロー)に、カラータイマー(牡、父アグネスタキオン)を使う予定。ピカソ(牡、父ディープインパクト)も戻ってくるからね」

 逆襲の2011年。妥協を許さず、常に向上心を持って取り組もうという姿勢は、スタッフ会議でも徹底させている。「調教師もそうだが、言い訳なしでやらないといけない。競馬だから、ペースが遅いとか速いとかの話にもなるけど、反省してやっていかないと。それは、関東全体にも言えること。ダービーに何頭出た? 有馬記念も2頭じゃ...」

 明け3歳馬は、サトノオー(牡、2戦2勝)、ダンスファンタジア(牝、3戦2勝)が主軸。ペルーサが春の天皇賞を目指し、短距離路線には、阪神C2着で復活したレッドスパーダがいる。前出の良血馬も含め、持ち駒は豊富だ。「ペルーサで迷惑をかけたのに、たくさん応援してもらっている。恩返しができるように、気合を入れてやるよ。最低でも、自分の年の数は勝たないと」。04年を最後に遠ざかっている60勝の壁を突破し、NO1トレーナーの称号を取り返す。

 ◆藤沢 和雄(ふじさわ・かずお)1951年9月22日、北海道生まれ。59歳。87年に調教師免許を取得し、88年3月に開業。昨年まで、JRA通算5811戦1064勝。重賞82勝、GI21勝。表彰歴は、最多勝利調教師12回、最多賞金獲得調教師8回、最高勝率調教師8回。目標は「ハナに立って、そのまま逃げ切る馬を作りたい」スポーツ報知 12/31

事実上、藤沢厩舎をしょって立ってるぺる。
藤沢さんの苦労も耐えないだろうけど・・・。
できない子ほどかわいいというし。・・・多分。
目標は「ハナに立って、そのまま逃げ切る馬を作りたい」とのことですが、
・・・ぺる?w

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