【有馬記念】ペルーサ「ゲートけいこで完璧」藤沢和師が笑顔満開
決戦前日の25日早朝、逆転を狙うペルーサは、美浦TCの坂路を2本駆け上がった。1本目の4F64秒9に続いて、2本目は気合を乗せて54秒3-39秒6-13秒2。500キロ超の馬体はさらにすごみを増し、フットワークも力強かった。なお、23、24日と同様にゲート練習は行わないまま。終始リラックスしたムードで、最終調整を終了した。
動きを見届けた藤沢和調教師は、「競馬で(まともに)走ってないから元気があるよね。秋初戦の毎日王冠のころと比べて、ここ2カ月くらいで馬の格好が良くなったし、全体の動きにも余裕が出てきた」と笑顔満開だ。
02~04年の3連覇は金字塔。有馬記念を最も知り尽くしたトレーナーといっても過言ではなく、今年4勝目をあげれば有馬記念単独最多勝利となる。
「ペルーサは、シンボリクリスエス(02、03年)やゼンノロブロイ(04年)とは違う不安(ゲート)がある。若いうちから対処しておかなければいけなかったし、なめたらこういうことになると自分自身、反省もしている。でも、今はようやく信頼関係ができたと思っている。けいこでも完ぺきにこなしてくれているからね」と、大記録へ自信を感じさせた。
課題のゲートは、中間に安藤勝騎手が何度も美浦TCに訪れ教育し、現状でできることはすべてやり終えた。スタートさえうまく切ることができれば-。ブエナビスタとの2馬身(天皇賞)は逆転不可能な差ではない。zakzak 12/25
有馬記念・ぺる情報-zakzak-
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