ペルーサ気配絶好 課題のゲートもOK!
関東の砦。ペルーサは課題のゲートにもグッと進境を見せ、絶好の気配を見せた。
芝コースで安藤勝騎手を背に、ミッションモードを2馬身先行する流れ。雨で緩くなった馬場を苦にすることもなく、直線、ミッションに差を詰められると集中力を発揮。改めてスッと1馬身半ほど突き放し、手応え十分にフィニッシュした。
そして日課となっているゲート練習で駐立と発馬をチェック。駐立の際に頭を上下させるシーンはあったものの、JC時に見せていた鞍上に反抗する素振りは薄れ、後方にモタれることもなく無事に終了した。
確実な進歩を告げる内容にアンカツも安堵の表情を浮かべる。
「いい感じだね。追い切りはずいぶんちゃんと走っていたし、ゲートも前と比べて(中で)力が抜けている。JCのときはこっちが力ずくで押さえつける必要があったけど、あのときとは違うよ」
毎週美浦に来て、マンツーマンで調教役を務めてきた。それもGI級の能力を把握しているからこそ。ゲートを後ろから出ようとする悪癖を解消するため、後ろ扉を開けない方法を進言したのもアンカツだった。そうした日々が報われつつある。
藤沢和調教師も悔いのない仕上がりに笑顔。「3回使ったから速い時計は必要ない。予定どおり。ゲートは相当練習したし、この3週で著しく進歩した。この秋で1番速く出られると思う。好スタートで(ペルーサ)本人が戸惑うようないい位置で競馬することになるかもしれないけど、そういう競馬を望んでいる。一度も思いっ切り走れていないから、その分、疲れもないんだよ」。3連覇(02、03年シンボリクリスエス、04年ゼンノロブロイ)に続く歴代最多の有馬記念4勝目へ、やる気満々だ。zakzak 12/22
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