【クライマックス有馬】ペルーサはスタートラインに立てるか!?
栗東TC所属の安藤勝己騎手(50)がこの秋、美浦TC通いを続けている。
茨城空港で借りたレンタカーで真っ先に駆けつけるのは、藤沢和雄厩舎。天皇賞2着、JC5着のペルーサの調教をつけることが、この秋の"日課"だ。
追い切りを行う水曜日ばかりではなく、翌日の木曜日も美浦TCに居残る。その願いはひとつ。ペルーサのゲート難の解消だ。
マンツーマンの指導は、先週も行われた。計6回、ゲートを通した8日。馬上には、ムチで愛馬を叱り飛ばすベテランの姿があった。「まだ納得していないというか、人間に逆らいたがる気持ちが出てきている。こればっかりは、徐々にやっていくしかないからね」。能力があることは、ファンも自分自身も分かっている。それだけに、それを100%引き出せないことが歯がゆい。「後ろに重心をかけて飛ぶように出てしまうから、どうしてもロスが大きくなる。普通の体勢で出てくれれば、それこそ3馬身くらい出遅れても取り返せると思うんだけど...。とにかく、この秋はまともに競馬をしていない。その分、馬は本当に元気なんだ」。まともな競馬をすれば、ブエナビスタとの差も逆転できる。ターゲットとする女王とは、かつて自身が主戦を務め、また、降ろされた経緯がある因縁浅からぬ関係でもある。
古馬混合戦で圧倒的な強さを見せる強力3歳世代。GI無冠とはいえ、青葉賞での4馬身差圧勝や天皇賞での驚異的な追い込み等、世代トップの実力派なのは疑う余地はない。問題は自己との戦い。しかし、そこに解決のメドが立っていないのも事実で、8日の練習でも何度もゲート内で立ち上がる素振りをみせていた。「ファンに迷惑がかかる状態では出走させられない。今週の木、金曜(16、17日)に最終チェックをして、使うかどうかの結論を出す」。GP3連覇(02、03年シンボリクリスエス、04年ゼンノロブロイ)の記録をもつ藤沢和調教師も、中途半端な状態での出走はないと言い切る。
アンカツの努力が実を結び、父子2代制覇という大団円で今年を締めくくるか、まずはスタートラインに立てるかどうかが最初の関門だ。(内海)zakzak 12/14
巷では、豪華メンバーにいろいろ夢を託しているのを見かけますが、
やっぱり最強はブエナちゃんにかわりなく、
自分の応援している馬たちがどうブエナちゃんと戦うかに焦点を合わせるべきかと。
ブエナちゃんに勝てる底力を一番秘めているのは問題児ぺるだと信じて疑わない。
これまでの東京とは逆回り、ラストの直線が短いことはぺるにいい材料になるかもしれないけど、
登録馬がまたもやスローペースばっかりの馬なことはぺるにとってはマイナス材料。
ま、ダンファみたいに道中暴走しても困るけどさ(笑)
ふじさわさんの呪いも最後有馬でとけますように!
コメントする