【有馬記念】スタートさえ決まれば! ペルーサ
美浦 芝 不良 馬なり
66.6-51.6-37.8-12.1
デビューから4連勝で青葉賞を圧勝。2着のトゥザグローリーには4馬身差をつけ、勝ちタイムも2分24秒3と優秀。しかも、ほとんど持ったままという圧巻の内容から、日本ダービーでも皐月賞馬・ヴィクトワールピサに続く2番人気に支持された。
しかし、日本ダービーではスタートで後手を踏んでしまい、直線でよく追い上げたものの6着と、初黒星を喫することになる。それ以来、ペルーサVSゲートの戦いが続くこととなってしまった。
美浦の芝コースで追われた最終追い切りは、馬なりで5F66秒6をマークし、僚馬のミッションモードにしっかり先着を果たした。騎乗した安藤勝騎手は
「いい状態を保っている。後は、とにかくゲートを出ること。このところは、まったく競馬をしていないからね。練習では良くなっているし、今日も駐立で力が入るところはなかったからね。普通に出てくれれば、どれだけの競馬ができるのか楽しみだね」
と、とにかくスタートを出ることがカギだと語った。安藤勝騎手自身、ジャパンC後も毎週美浦トレセンに足を運んでペルーサのスタート練習に立ち会って来たように、"何としても今度こそ"という思いが強いのだろう。
この秋は、毎日王冠5着、天皇賞(秋)2着、ジャパンC5着と惜敗が続いているが、いずれもスタートで大きなロスがあっての結果と考えれば、決して悪い内容ではない。ゲートが開いた瞬間に互角の飛び出しを見せれば、栄光のゴールへ向けての道も開かれるだろう。UMAJIN 12/22
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