【有馬記念】ペルーサ迫力満点デモ
美浦坂路に朝一番で登場したペルーサが、25日のレース前日に迫力満点のデモンストレーションを行った。2本目に4F54秒3‐39秒6‐13秒2。ジャパンCから中3週のローテーションを考えると軽めの内容でも不思議はなかったが、最後の最後まで攻めてきた。
「予定通り。元気がいいんじゃない」。見守った藤沢和師は満足げだ。JC後はゲート次第でグランプリ出走を見送る考えもあった。だからと言って中途半端な仕上げでは頂点に立てない。それは有馬記念歴代最多タイの3勝を挙げている名トレーナーだけに熟知している。だからこそJC組では一番早く追い切りを開始し、万全の態勢を敷いてきた。「動きに余裕が出てきたし、秋初戦よりずっと良くなっている」。完ぺきな仕上げで本番へ臨む。
3歳、4歳で有馬記念を連覇したシンボリクリスエス、レコードで快勝したゼンノロブロイ。「勝った2頭も心配なところはあったが、ペルーサはまた違う」と指揮官。未完成ではあるが、この2頭と肩を並べられるだけの素質はあると確信している。ゲート難などいろいろなことがありながらも「今は信頼関係ができている」と力強く語った。
菊花賞をパスして古馬の王道路線を歩んできた3歳馬。その経験が年末最後の大一番で生きてくるはず。ここまでの調整に狂いはない。最強女王ブエナビスタを撃破する準備は整った。デイリースポーツ 12/26
有馬記念・ぺる情報-デイリースポーツ-
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