有馬記念・ぺる情報-日刊スポーツ-

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ペルーサ出馬決意出遅れ解消/有馬記念
hr-101216-01-ns-big.jpg有馬記念(G1、芝2500メートル、26日=中山)の1週前追い切りで、ペルーサ(牡3、藤沢和)が課題のゲートを克服した。15日は主戦の安藤勝己騎手(50)を背に、芝で6ハロン83秒5-12秒9の時計を出した後、ゲート練習では好スタートを連発。ダービーから続いていた出遅れ癖解消にメドが立ったことで、藤沢和雄師(59)はゴーサインを出した。

 ペルーサが勢い良くゲートを飛び出した。3頭の中でトップスタート。ダービー以来レースでのゲート難にあえいでいたのが、信じられないほどの飛び出し。騎乗していた安藤勝も「あんなに速く出る必要はないんだけれどね」と苦笑するほどの会心のスタートだった。

 藤沢和師もこの日の練習には納得していた。「ハナに行く馬より速かったね。出走確定らしい状況になってきた。自分の中では(有馬記念に)行く気持ちでいる」と言い切った。もちろん1日だけの成功で出走を確定したわけではない。「先週の木曜日くらいから、(ゲート内の様子が)ぐっと良くなってきた。それなりに特訓の成果が出てきた」と語った。

 15日は追い切り後、南馬場でのゲート練習。最初は1頭だけでゲートをゆっくりと2回通過させ、その後に扉を閉じて中で駐立させた。その後に併走馬2頭のうち1頭を先に入れて、ペルーサが2番目に入り、もう1頭を後から入れた。「先にも後にも馬がいる状況でゲート入りさせた」と藤沢和師。その状況で好スタートを見せたのだ。安藤勝は「中では前よりリラックスしていた。落ち着いて立っていられる状態」と話した。

 あとはレース本番でどうかだ。「今日は先にゲートをゆっくり2回出させてからのゲート練習だったからね。レース前はそれはできない」と師が言えば、安藤勝も「後ろにモタれることはなくなった。あとはタイミングだと思う」と言う。それぞれ不安はあるが、それでも出走確定を決めたほどの自信はついた。「やっぱり普通にスタートしないと話にならない。状態はずっといいし、中山は好位で競馬がしたい」と師は希望する。スタートがまともならペルーサはどんな競馬をするのか。有馬記念への期待は膨らむばかりだ。【三上広隆】日刊スポーツ 12/16

出遅れ解消とかいいきっちゃうと、また出遅れた時にどうこきおろされちゃうかわかんないっしょ~w
ぺると一緒にいい年迎えたいね!

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