【JC】ペルーサ打倒ブエナへ背水の陣
G1初制覇に燃えるペルーサは午前4時半の開門と同時に坂路へ。1本目は4F70秒9、2本目は同52秒4~1F12秒4と追い切り並みの時計で豪快に駆け上がった。水銀灯に照らされた馬体はキラキラと輝き、最高潮の出来だ。その後は北馬場に移動し、ゲートで駐立の再確認と万全の態勢で臨む。一部始終を見守った藤沢和師は「しまいだけ伸ばしたが体調は良さそうだ。見てもらった通り、いい体をしているよ」と体調面に不安はない。
あとは課題のスタート。ダービー(6着)、毎日王冠(5着)に続き、天皇賞・秋(2着)も出遅れ。週中の追い切りは安藤勝が2週連続で駆けつける念の入れよう。安藤勝は「ゲート内もおとなしく落ち着いているし、前走と同じぐらい状態はいい。天皇賞は毎日王冠の時よりはマシだったが、まともに出てくれたら逆転もあった...と思ったほど。今回もゲートだけ」と打倒ブエナビスタを思い描いている。
ジャパンCと言えば、04年に父ゼンノロブロイが楽勝した思い出の舞台。藤沢和師は「どこでどう間違ったのか変な癖がついてしまったけど、練習は十分に積んできた。ハナに行く馬ではないし、万が一遅れたとしてもすぐについていってくれれば。タフな馬なので3歳でも2400メートルは合っている。結果次第では距離も考え直さないといけない」と背水の陣だ。持久力に富んだ強じんな末脚は3歳屈指。6年ぶりの藤沢和軍団のジャパンC制覇の期待が膨らむ。スポニチ 11/28
ジャパンカップ・ぺる情報-スポニチ-
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