ジャパンカップ・ぺる情報-日刊スポーツ-

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ペルーサ「大丈夫」出遅れ解消兵器/JC
hr20101124-003-ns-big.jpgG1馬9頭が集うジャパンC(G1、芝2400メートル)が28日東京競馬場で行われる。

 天皇賞・秋2着から頂点を狙う3歳ペルーサは、課題のゲート対策に余念がない。先週からは、馬具にも工夫をこらした。乗馬用の馬具を改良したもので、輪に通した尾と鞍をつなぐもの。中間のひもを引くことで尾が引き上げられる。悪いことをしようとした時に尾に神経を集中させることで、腰を落としたりするのを防ぐことになる。

 23日も坂路2本の後に、ゲート練習を行った。またがった田面木騎手は「今までも美浦では悪さはしない。息の入りとか、フットワークは天皇賞よりもさらにいいぐらい」と好感触を口にした。

 藤沢和師も出遅れ癖解消には手応えを感じている様子。「相撲だって立ち合いで遅れちゃだめ。タイミング良く出ないと、加速するのに時間がかかるからね。速攻の解決策はないけど、この中間はずいぶん怒られているし、今度は大丈夫だと思う」と笑顔で話した。天皇賞のゴール前の伸びは驚異的。上がり3ハロン33秒6は、2番目に速かったブエナビスタをコンマ5秒も上回った。発馬五分なら父ゼンノロブロイに続く父子制覇のチャンスが広がる。【高木一成】日刊スポーツ 11/24

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