ジャパンカップ・ぺる情報-サンスポ-

| コメント(0) | トラックバック(0)
【JC】ペルーサ逆転追い12秒5
kba1011250504013-p1.jpg天皇賞(秋)2着のペルーサが美浦の芝コースで軽快な動きを披露。懸念されるゲート難は解消されつつあり、打倒ブエナビスタへ気勢をあげた。

未完の大器ペルーサには安藤勝騎手が2週続けて美浦に駆けつけ調教に騎乗。追い切りとゲート練習をこなして態勢を整えた。
 「すごくリラックスしていい雰囲気です。前走と同じく、いい感じで落ち着いているし、デキは引き続きいいと思います」

 アンカツが好感触を伝えたように最終追い切りは文句なしだった。芝コースでクリスタルウイング(牡5、1600万下)を2馬身ほど追いかけてスタート。鞍上の手綱は動かないまま、落ち着いた走りで僚馬をピタリと追走する。コーナーで内に潜り込んで馬体を並べると、最後まで集中した走りを見せた。5ハロン66秒7、3ハロン37秒6-12秒5を楽にマークし、ゴールを過ぎてからもすぐに緩めずに、負荷をかけられた。

 「休み明けを2度使って大きくは変わらないが、元気で順調にきています」と藤沢和調教師。状態は高いレベルで安定しており、体調に関しては何の不安もない。

 課題はスタートだけ。ダービー(6着)、毎日王冠(5着)、天皇賞(2着)と3戦続けて出遅れて、互角の勝負をする前に大きなハンデを背負ってしまった。「天皇賞は毎日王冠よりスタートは良かったけど、あまり上手ではなかった。引き続き練習していますよ」とトレーナー。根気強くゲート内駐立の訓練を繰り返し、お尻を下げないように馬具を工夫している。できる限りの策は尽くしており、あとは人馬にすべてを任すほかない。

 「ゲートさえまともなら天皇賞は逆転まであったと思う。潜在能力は相当だからね」

 アンカツが本気で打倒ブエナビスタを意識するペルーサの実力はいったいどのぐらいなのか。その答えは28日の東京競馬場で明らかになる。(高尾幸司)サンスポ 11/25

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://duende.sakura.ne.jp/mt5/mt-tb.cgi/128

コメントする

2011年2月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          
Powered by Movable Type 5.01