5th ELEMENT: ちびちゃん捕獲完了

捕獲道具
捕獲器、捕獲器を包む布、極太ゴム、懐中電灯、
軍手・ミトン・ペットシーツ、ビニールシーツ、ビニールひも
マキロン、絆創膏、焼き鰹、またたび、唐揚、ダンボール、ガムテープ

こんなことを書くと悪用されそうだけど、防備録として残しておきたい。

臆病で用心深くなってしまった最後の子猫の捕獲に行った。
休みの日も毎日ご飯をあげにでかけているという看護士さんに
昨日メッセージを残しておいたのだが、今日返事が来ていた。

内容はこうだ。

「こねこは残しておいてください。
こちらでも避妊手術をしようと考えておりました。
最近は逃げないようになってきましたので
怖い思い（追いかけたり）をして捕まえたくありません
今日はご飯をあげました・・・」

でも、当然こんなとこに置いとけるわけないから

無視ーーーーーーーー

前回会ったとき、子猫のうちはかわいいからそばにおいておきたいだけじゃないの？って思ったし、
こんな子猫、避妊手術はまだまだ先なんですけど、避妊手術って何？
野良にしてこの厳しい冬を陽のあたらないビルの裏で越させるってこと？
アナタが引き取ってくれるの？里親探してくれるの？
触れもしないのにどうやって捕まえて避妊するの？
親猫のことは捕まえられないわよってゆってたじゃない。
子猫だって避妊手術する頃までには触れなくなっているわよ。

大体置き餌に人間の牛乳出しっぱなしってナンなのー？
下痢して脱水症状起こしたらこんなちいさな子猫、助からないよ！

絶対このまま野良になんかしておけない。

捕獲は難航しました。
いつもの場所にいるようでしたが、人間の気配を察知して出てきません。
20分ほど近所を散策にでかけました。

すると、、、ウルちゃんそっくりな白猫に遭遇。
尻尾がふさふさなのです。

オマエが父親か～～～！！！
あまりニンゲンを怖がるでもない様子に
そのまま捕獲して去勢も考えましたが、
とりあえず目の前の子猫が先。

戻ってきて様子を見に行くと、出てきて私の姿を確認してまたひゅっと逃げてしまいました。
しまった、、、不覚…。

でも、そこにいるのは確認できたので
またしばらく待つことにしました。

すると交通指導員がやってきたので
一旦車を移動してくるとW田さんが車を出した後すぐに
カターン！という音が聞こえました。

あっ！かかったかも！！！

捕獲器の場所を見に行くと、小さな小さな白い子猫がかかっていました。

やった！捕まえたっ！

近寄るとすごい暴れています。
うかつに触って捕獲器落としたり扉を開けてしまっては元も子もないので
Ｗ田さんが戻ってくるのを待ちました。

なれた様子で捕獲器を布でくるんでそのまま預かり宅へ搬送まで手伝っていただきました。

…逃げなくなりましたって、どこがじゃーーーーーーーーーー！！！！
とハラたちましたがさらってしまえばこっちのもん。
あんなところにおいとくよりうんと幸せにしてあげる。
Ｗ田さん子猫は1日1日が野良になるか家猫になるかのがけっぷちだといわれてました。
1日長く外に置いておけば、それだけ厳しくなるよって。
先に捕獲した2匹に比べると貧相で、全然慣れてないけど
もう雨にずぶぬれになったりのみに悩まされなくて済むところで安心して眠っていいんだよ。

何から何までお任せでしたが、一度経験しておくと違うからと
この二日間猫の面白話から保護・果ては猫さんの最期までいろいろ学ばせていただきました～。

保護活動はひとりじゃ、絶対無理が来るから、また連絡してね！とＷ田さん。
今日はひとつレベルアップした気持ちです。

あとはしっかりした里親さん探して、病院に報告するだけ～ぇ。

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写真はすべてねこまみれさんよりお借りしております。
ぽんちゃんと同郷・同い年の個性的な顔とスリスリゴロゴロのぎゃおすちゃん。
「性格は活発で社交的。遊び上手で甘えん坊！他の猫にもすぐ寄っていきます。
多頭飼いにもむいていると思います。猫といっぱい遊びたい方にお勧めです！」とのことです♪
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