1月の終わり頃下の階のおじいさんの家の新聞がたまり始めました。最初はどこかにお出かけかな?と思っていましたが段々入院かな?・・・まさか・・・?と心配がつのりました。一人暮しのおじいさんです。家にはかわいいアメショーもいました。人見知りで玄関のところで私をみかけるとすぐに部屋に逃げ戻るくらいの。おじいさんはいつもすごい人見知りでねえと笑っていました。
2月28日支店の棚卸監督でいつもより早く帰り着いた私はばったり下の階のおじいさんの家から何やらいろいろ持ち出しているご夫婦に遭遇しました。今聞かなければ絶対後悔すると思った私はおじいさんがどうかされたのか聞いてみました。やはり、お亡くなりになられていたのです。そして更に驚愕したことにアメショーちゃんはひとつきの間一匹で部屋に置き去りのまま、貰い手にも困っているので明日保健所に連れて行くしかないというではないですかΣ( ̄▽ ̄;)
ちょっと待て!その子は私が行く先探します!と荒れ果てたおじいさん宅に入ってアメショーちゃんを探しました。20分位探してやっと見つけ怯えきったアメショーを素手で捕獲。傷が思いきり残るほど噛まれましたがホントよかったです。たまたま仕事が早く終わって、たまたまご夫婦に遭遇できたおかげでアメショーちゃんは命を繋ぐことができたのです。
そのことを会社で話したらその人のお母さん(猫飼歴ン十年)がそういう猫は貰ってくれた人に幸運をもたらすんだよといわれたそうで名前はふくちゃんに即決しました。迎えてくれるご家族を幸せにしてくれますように。だっこされるのはあまり好きでなく、いまだに人見知りですが慣れてないことは決してないので気長に接してくれる里親さん募集しています