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博士の愛した数式

「博士の愛した数式」

1年くらい前に借りて焼いたまま見てなかったDVDをこないだ見ました。

80分しか記憶が続かない初老の天才数学者と
そのお宅に派遣された家政婦のシングルマザーとその子の交流のお話。

日本の映画って釣りバカ日誌以外ほっとんどみないのだけど、
この映画の設定が心に残ってみてみようと思って借りてました。
とてもまったり話が続いていくのだけど
最後までまとまっていたと思います。穏やかな映画。

でも、あまりに映画がうまくことが運びすぎてるというか、
まぁ、そこで観る人に考えさせるのが製作者の意図なのかもしれませんけどね。

博士は、次の日になったら、すべて忘れちゃうので
家政婦さんとその子は、博士を怒らせたり、失望させたり、傷つけたりするたびに
翌日同じことが繰り返されたときにその失敗を繰り返さないでリセットできて
そうやって人を思いやることを学んでいったけど、現実の人との関係ではそれ不可能なわけだから、
やってしまった失敗に対してどういう姿勢でいるかってのが
その人のもつ人間性になるんだろうなとか漠然と考えてました。。。

あと、不義の仲だった義姉さんの気持ちが浮いてるというか。
お義姉さんがあっさりいい人になりすぎてると思う~!
もちろんこの映画においてそれを描くのは話の趣旨から離れちゃうからなんだろうけど
あそこまで義姉さんの気持ちを映画で出すならもっと大事に扱ってほしかったな。
原作ではお義姉さんはほとんど出てこないとか。
確かにお義姉さんは博士の人生ですごく大事な人で、
博士の現在がこんなになってしまった元の人なわけだけど、
博士の過去はこの「博士の愛した数式」という映画には必要ないと思う。

ルートにマイナス1を書いて0にした手紙の意味が1回みただけではわからなかったです。
原作読んでみたほうがよいというレビューをあちこちで見るので一度読んでみようかなと思いました。

80分しか記憶続かない割に派遣された11-7時の間の時間は
家政婦さんのこと忘れないだなとかいう突っ込みはしちゃいけないんですよね(笑)

日本映画としては悪くないと思います。

http://www.geocities.jp/nerima_neko40/

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コメント

本読んだよ!!!

この前、TVでやっていたような。。。

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