踊り
劇団四季のコンタクトを見た。
芝居の話の内容はイマイチよくわからんかったが(笑)
3部なんか、舞台の最初ッから最後まで踊り倒していた。
群舞で同じように踊っていても、、、
同じ振りでも、キレのあるヒトとなんとなく流れてしまっているヒトがいる。
音をわしづかみにして踊っているヒトと微妙にずれているヒトがいる。
踊りに対する妥協のなさ、その人の踊りに対する思いが表れていると思う。
そしてそれは踊る体であることが大前提の話。
そしてそういった踊りに対するストイックなまでの姿勢が
群舞で踊っていても目を惹くヒトになるのだろうな~と、思う。
踊りを引き立てるスカートがまたよかった。
踊ったときにスカートがつくるラインがとてもキレイだった。
話は脱線するけど、最近のフラメンコは裾の広がらないタイトなファルダで踊るヒトが多い。
ワタシの崇拝する踊り手さんも最近はあのタイトなファルダばかり。
実はワタシはアレがダイッキライ!なのだ。
つーまーらーなーいー!ファルダは踊りの一部じゃなかったのかな。
それから構成にドキドキした。
バックからライトを強烈に浴びて、シルエットだけで登場したときは鳥肌が立った。
そしてそれを引き立てる音楽!
ワタシの崇拝する踊り手先生が、
やっぱり照明はこのヒトでなくちゃってゆっていたことがあった。
舞台ってのは、芸術なんだなぁとしみじみ思う。
踊るヒト、演奏するヒト、歌うヒト、照明するヒト、音響するヒト、
みんながレベルの高いアーティストでなくちゃ、
魂の震え上がるような舞台はできあがらないんじゃないかなーと思う。
今プロといわれる人たちがどんなに身を削って踊っているかを見てきた。
プロになることはある意味カンタンかもしれないが、
プロであり続けることがどんなに大変かをみてきたワタシは
自分が人前でお金を取って踊りたいとは思わない。
なのに、カンタンにプロになりたいって口にするヒトが多い。
フラメンコにおいてはそれが特に顕著なんじゃないのかしら?
先生の教室から離れて久しいが、離れてもなお伝わってくる
先生と舞踊団といわれる人たちの温度差をやっぱり感じずにはいられない。
今、先生のタブラオに出ているコで顔だけが
ムイフラメンコで踊っているコがいるんだけど、
彼女がやりたいフラメンコの方向はよくわかるんだけど
うすっぺらいなって思ってしまうよ。
古きよきフラメンコを目指すヒトが日本には多い。
それはいいと思う。そういったのは私も好きだし。
でも、舞踊という芸術をやるにあたって、大前提の身体能力、
そこをクリアしてないまま、形や魂をまねっこしても
やっぱりニセモノにすぎないと思ってしまうの。
そういう深いフラメンコは、ニンゲンの深み。
どう踊ろうとかそういった次元を超えたところから発するものだと感じるの。
でも、きっと、多分、ワタシがいわんとしていることを
わかってくれるヒトは少ないんだろうな…。
フラメンコのことはとても好きだったから、中途半端にはしたくない。
こないだのライブでとても踊りたいって思ったけど、
でも、ちょっとでもやり始めると、やれ自主練だの、舞台だの、
CD聴きたい、DVD見たい、ライブみたい、公演行きたい、
習いたい、スペイン人にも習いたいって歯止めが効かなくなるのはわかってるから
だから、今はやらないって決めた。
今の自分から逃げられるならなんだってよかったのかもしれない。
自分がやらないといけないことから目を背けたかったから。
でも、ここから逃げてもなんの解決にもならないんだよね。
毎日をなあなあに流されるんじゃなくて、
ちゃんと命に刻みつけながら生きて行こう。
って決めたんだ。
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コメント
ひとみん、みながらいろんなこと考えてたんだねー。黄色いドレスの女の人も別の舞台で見たときやっぱり目立つんだよね。キャッツ昔みた時、白いバレエの上手い猫やってた人いたでしょ?同一人物だよ(笑)。どんな踊り踊っても彼女は光ってる。今回出てなかったけどキャッツのシャムネコやってた子、あの人も目が違うの。だからいつも目がいってしまう。舞台観るとほんと刺激になるというか、色々考えさせられるんだにゃ。
投稿者: わさび | 2007年03月19日 21:42
>わさび
うんうん。
フラメンコで群舞ぴったり!ってのはあまり必要ないかもしれんが、
(逆にバラバラでトータルで見るとなんかしっくりってのがスキなのだが)
創作芸術としての舞台フラメンコには必要な部分もあると思う。
ってー来週じっくり話すなり!
投稿者: ひとみ | 2007年03月22日 13:59
うむ。で、何つくろ?でもかに鍋あるんじゃ、次回パエジャつくるかみょ?
投稿者: わさび | 2007年03月23日 23:49
>わさび
次はGW中にどこかでいらさい(笑)
投稿者: ひとみ | 2007年04月13日 12:25