« コワイ話 | メイン | 自然干渉 »

がけっぷち犬に思う

徳島でがけっぷちから救助された犬が全国放送されて
その飼い主候補が殺到しているらしい。
まぁいろいろ思うところはあるけれど、そうやって行政処分のコたちに
関心を持ってくれる人が増えたらいいんじゃないかなと思ってた。

でも、すごく気になるニュースをみつけた。
徳島がけっぷち犬、飼い主抽選へ

抽選って????
目を疑った。

「職員が希望者に飼育環境などを聴き取って審査。通過した人の中から抽選で決めるという(共同通信)」と
あったけれども、
徳島動物愛護センターによると「12月末現在において当該犬については,十分に人になれていない状況であります」と告知されている。

どんな審査をするというのだろう?
まぁ、ここまでおおっぴらになっていれば詐欺などは起こりえないとは思うけど。
でも、人になれていないコ、ましては犬だと吠えるし噛むだろうし
生半可な気持ちではお世話するの本当に大変なんじゃないのかな(犬に対する偏見かしら?)
人に慣れてない猫ですら、想像を絶する大変さで砂を吐くような根気が必要だというのに。

ちょっと心配。

こうやって大きなニュースになったら、いろんな意味でいろんな人に訴えかけられるけど、
がけっぷちの犬が救助されて里親が見つかる予定という表面だけでなくて、
なんでがけっぷちの犬が存在するのかってところまで人々に訴えられたかというとそうではない気がする。。。

せっかくの多数の人に訴えられるメディアの力を持っているのに。
事件性ばかりがクローズアップされてその本質には迫れない。

京都の和束で、サイファたちと同じような環境で押し込められていた猫さんたち112匹が救助された。

三珠を長期にわたって抱えなければならないであろう、家も自分も限界だから
リンクだけしても…と自粛して長いこと見守ってきただけだったのだけど、
昨日サイトに、集団猫風邪に続いてパルボが発生して
27匹もの猫さんが虹の橋を渡ってしまったと更新されていた。

サイファのときも同じ、和歌山の多頭崩壊も、広島のドッグパークも同じ。
表に出てきただけだ。
規模は違えど、数は違えど、日本全国にどれだけ同じような飼い主が存在するか計り知れない。

あせってもわめいても私にはなんの力もない。
目の前の猫一匹のおうちを探すこと。
目の前の一人にこの現状を訴えていくこと。
自分に言い聞かせつつ。
------------------------------------------------------------------------------
ぎゃおす ぎゃおす ぎゃおす ぎゃおす ぎゃおす ぎゃおす ぎゃおす ぎゃおす ぎゃおす
写真はすべてねこまみれさんよりお借りしております。
ぽんちゃんと同郷・同い年の個性的な顔とスリスリゴロゴロのぎゃおすちゃん。
「性格は活発で社交的。遊び上手で甘えん坊!他の猫にもすぐ寄っていきます。
多頭飼いにもむいていると思います。 猫といっぱい遊びたい方にお勧めです!」とのことです♪
日々の様子はこちら
里親さん募集中です!
----------------------------------------------------------------------------
なんとかおうちのないにゃんこたちがおうちを見つけられますようにみなさんにお願いがございます。
多くの方の目にとまるように、赤い糸を握っていらっしゃる里親さんの目にとまるように、
下のバナーを一日1回クリックして里親探しの応援をしていただけませんでしょうか。

にほんブログ村 猫ブログへ  
↑ひとりでも多くの方の目に留まるよう1日各1クリックお願いします~

コメント

がけっぷち犬にひとみさんが思われたこと全く同じことがわたしの頭にも浮かんでましたよ。
まずこうやって知ってもらうこから何事もはじまりますから
がけっぷち犬もひとみさんもおうちを探している子たちの大きな助けになってると思います。
猫をなくしたかたがいますからお声かけしておきます

>ayaさん
そうですよね~。
今は目の前の耳が聞く耳を持たないとしても、
種を蒔かずば芽吹くこともないですもんね。

常に葛藤で不安だらけですけど
こうやって一緒にやってくださる方がいるってのは
とても大きな安心になりますよ~いつもayaさんホントにありがとです!

コメントを投稿