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モケモケブラッシング

今日は、2匹目長毛種を飼ってみたいなぁ~というアナタにお贈りする特別番組
「長毛種ブラッシング」
ワタクシ司会のひとみです。
ゲストはデブじゃなくてモケモケディーナさんです~。

まずは、ディーナさんにモデルになっていただいて、長毛種のブラッシングポイントを紹介します。

ピンクでしるしつけさせていただきました、
頬毛、腋毛(ぶぶっ)、後ろ足裏毛、肛門付近毛、尻尾毛が難点ポイントです。

それではブラッシング実践講座、まずはテキストをご覧ください~
まず準備偏

ブラシ・クシなどを用意します。

☆サマーセール・50%OFF!!☆両面ピンブラシLサイズ 大型犬用
左のが両面ピンブラシ。ソフトなピンが片面に、ブラシがもう片面についています。
一本で便利!

真ん中上が
プロDXねこ用豚毛ブラシforCATS 
豚毛ブラシ。豚毛はツヤ出しにすごく効果がありますよ!
まぁでも製造法を考えると、どうなのかな・・・と思いますが、食用の残りで作っていると信じて…。

真ん中下が
ブラシ面が360度回転するので便利♪ペティオ FAIRIA 回転ソフトスリッカーブラシ S
スリッカーブラシ。
ソフトタイプとハードタイプがあります。
最初みたときは痛そう~と思ったけど、短毛のじょりぃさまはスリッカーブラシが大好き。
ほどよいマッサージ効果があるみたいです。

一番右が
HOME BEAUTY 犬猫用共柄グシ細目【S】
細目のコーム。私が買ったこのコームは柄の部分がラバーでちょっとボコボコしているので
軽いブラッシングとかマッサージにもいけますよ

まぁでも100円均一にいけば豚毛ブラシ以外は全部売っています。
必須なのはピンブラシ+細目コームかスリッカーブラシ+細目コームです。

次に自身の準備です。
毛が思い切りついてもすぐ落ちるような服に着替え、
毛が思い切り舞い上がっても平気な部屋で行ってください。
ベランダなんかでやるときはくれぐれも近隣に注意して洗濯物に毛がついたり、
隣のベランダに毛の塊が飛んでいかないよう配慮してくださいね。

それでは実践偏です。

全体的にざっとピンブラシかスリッカーブラシでブラッシングして毛を落とします。

往復するとアンダーコートの抜け毛も一緒に落ちます。


次に上の方から片手で毛をめくって毛の流れに逆らってブラシ、
毛の流れに沿ってブラシという流れで上から下までブラッシングします。
このブラシ法はすべての場所において基本ですので覚えておいてくださいね。

このへんはディーナさんも気持ちよいようでどっかり身動きしないので楽チンです。
背中が終わったら脇などうつ伏せになっている状態でできる箇所はすべてブラッシングします。

次に、頬毛。

頬毛も絡まりやすいのでまめにブラッシングが必要です。
細目のクシで顔の前から後ろに向けて毛をすきます。
両方とかしてください。

次に、尻尾。

尻尾は難易度が高くなります。
尻尾をつかまれて嫌がらないにゃんこはあまり多くないと思います。
ディーナさんも尻尾を触られるのは大嫌い。
そんな尻尾触られるのキライなにゃんこ向け尻尾ブラッシングワンポイント。
まず表面は手でつかまずにすばやくブラシをいれます。
このへんから逃げ態勢に入られます。尻尾の表面をブラッシングし終わったら
すかさず尻尾をつかみ、裏側をブラッシング。

このとき執拗に逃げるようでしたらはしたなくも足で抑え込むとカンペキです。

さて、あられもない写真でディーナさんも大抵抗でしたが

肛門付近はさらに難易度が高くなります。
長毛種の子は、しっこやンコをすると肛門付近の毛につきやすいです。
こびりついたンコがある場合はウェットティッシュやぬらしたタオルなどでふき取ってください。
ウェットティッシュはアルコール分のないものにしてくださいね。
ペット用だと刺激が強いのもあるかもしれないので
デリケートな赤ちゃん用などを(値段かわんないし)お使いください。
そしてからまった毛を一気にとかしてください。
躊躇していると逃げられたり、抵抗を受けて猫キックを見舞います。

さて、次におなかに移ります。

こんな風に自らひっくり返ってくれるおりこう猫ちゃんだったら問題はないのですがね(遠い目)

ま、理想はおいといて
おなかさわられるのがキライなにゃんこの腹毛手入れ法です。
かなり手荒です。また自身も毛まみれになってしまいます。
覚悟して次のステップに移ってください。

まず、腹側を向けてがっちり腕でホールドします。

バタバタ暴れるにゃんこは首根っこをつかむと一瞬おとなしくなります。

・・・一瞬ですがね(ふっ)

腹毛を基本のとかし方と同じように逆→順というようにとかします。
暴れてしょうがない子はめくってる暇ないので
とにかく上から下に往復でとかしつけるだけでも可。

後ろ足の後ろも毛がもつれて、ブラッシングさせてくれない難関ポイントのひとつです。

すばやくブラッシングしてモツレをほぐします。

※にくきゅうの間から毛がよくはみ出します。

あまりボーボーに伸ばしておくと、滑って関節に負担がかかったり、怪我したりするので
ここはカットしてあげます。

にくきゅうに刃物の感覚がいやみたいでディーナさんのはみ毛カットは不可能でしたので各自お試しください。

そして最難関の毛玉です。

ディーナさんのような長毛さんは1週間もブラッシングをほっとくと
すーぐ毛が絡まり、毛玉になります。

ディーナさんが不遇の境遇だった頃、
もちろんブラッシングをしてくれる召使もいなかったために

ヒギンズ教授に拾われたときのディーナはひどい田舎娘でモケモケでした。

ここまでモケモケだとカットするしかありません。
毎日手をかけてブラッシングすることはありません。
ほんの5分でもブラッシングしてあげるだけで
モツレもほぐれます。

さて毛玉とは。

毛が固く絡まって触ると糸だまのようなカンジです。
写真でわかるかなー?

毛玉ができやすい場所は両脇、後ろ足の両付け根、尻尾、肛門付近など
最初のブラッシングポイントで紹介している箇所は毛玉ができやすいので要注意です。


これは細目のクシで毛先から少しずつほどいていきます。
皮膚が引っ張られるので痛いと思われます。
毛玉をしっかりホールドして少しずつといていってください。
あまり皮膚がひっぱられるようでしたらカットしたほうが早いし、安全です。

さて、一通り表と裏のブラッシングが済みましたら、
細目コームで仕上げをします。

毛に対して直角にクシをいれ、


クシを寝かして毛に沿って


とかしていきます。


仕上げに豚毛ブラシで軽くブラッシングするとつやつやになります。
豚毛ブラシのブラッシングはディーナさんもじょりぃさまも大好きです。


最後にコロコロで往復すると取りきれなかった抜け毛がばっちりとれますよ。
コロコロマッサージ効果で疲れも癒していただきましょう。

はい。できあがり~。

どうです?このつやっつやな仕上がり。

ディーナ「今までのスタイリストさんとは全然違うわ。さすが召使ねっ」
今日のゲストディーナさんよりうれしいお言葉がありました~。

さて、ブラッシングが終わったら

身もブラシも毛だらけです。


ブラシの根元がナイロンっぽいピンブラシだったら、手でらくらくがっぽりと毛がとれます。



スリッカーブラシや豚毛ブラシなどは細目コームをいれたり、
豚毛ブラシにはスリッカーブラシをかけるとすごくがっぽりとれます。
スリッカーブラシには部屋に掃除機をかけるついでに掃除機ですいとるととてもきれいにとれますよ。


ほんの10分ほどの手抜きブラッシングでもこんなに取れちゃいます。

体に張り付いた毛は洗い流して、
部屋中に舞った毛は掃除機で吸い込んで
服やタオルについた猫毛にはコレ!

その名も洗濯ボール。
名前そのまんまやん。。。

洗濯物と一緒に洗濯機の中にポン!っと入れて洗うだけ~。

このケバケバしたところに猫毛をたっぷり掻きこんでくれますよ!

全国の100円ショップで手に入りますのでお試しあれ!

それでは次回の特別番組までみなさんさよ~なら~

臨時ニュースです。
関東にお住まいのみゆき♪'s CATSさまより耳寄り情報が入りましたっ。

「ブラッシングを、怖がったり嫌がったりする猫の場合、
ブラシやくしを、猫が触ったり臭いを嗅いだり出来る場所に、置いておくと良いですよ。
ブラシを見たことが無い猫は、最初何をされるのか怖がりますし、
キャンディーは、ブラシでも殴られていたらしくて、ブラシを見せると腰を抜かして怖がりました。
(怖すぎてオシッコも、ちびっちゃったり・・・)
ブラシの臭いをかいで、猫パンチしたりして、怖くないのがわかって、見慣れてくれるとこから、スタートでした。」
とのことです~。

確かにいきなりブラッシングできないにゃんこさんたちもいると思います。
怪我しないように丸ブラシとかそっと差し入れるとよいですね!

みなさまからの耳寄り情報は随時うけつけております~♪
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コメント

ひとみさん、すご~い。
わかりやすいです。

ひとつ、付けたし。
ブラッシングを、怖がったり嫌がったりする猫の場合、
ブラシやくしを、猫が触ったり臭いを嗅いだり出来る場所に、置いておくと良いですよ。
ブラシを見たことが無い猫は、最初何をされるのか怖がりますし、
キャンディーは、ブラシでも殴られていたらしくて、ブラシを見せると腰を抜かして怖がりました。
(怖すぎてオシッコも、ちびっちゃったり・・・)
ブラシの臭いをかいで、猫パンチしたりして、怖くないのがわかって、見慣れてくれるとこから、スタートでした。

家でも、キャンディー捕まえて、ブラッシングの全て?とかブログに書いてみようとか思うけど(^o^)
たぶん、逃げられちゃうなあ。

みゆき♪さん、おおーすごい!ありがとうございます~。
早速付け足しちゃいますね!

なるほど、そういえばディーナもやっと最近になって
いやがりながらもおとなしくブラッシングされるようになったなぁ~。
それにしても、ブラシで殴る飼い主なんてひどすぎる!
なんで自分より力のないものにひどいことができるんだろう。。。

ひとりで、ブラッシングしながら、押さえつけて写真とるのは
至難の業でした(笑)思い切り足で押さえつけてたし~。
ブレブレの写真とかも多かったので
再度撮り直しとかもやりましたよー(笑)

今度やるときはフルコース>一般コース>手抜きコースとかに
分類して編集しようかな?と思ってます~。
是非是非みゆき♪さんとこのブラッシングのすべても
みたいです!がんばって挑戦してみてくださいませー(笑)

長毛種ブラッシング、興味深く拝見させていただきました!
ひとみさんすごいよーー!!
「ほんの10分ほどの手抜きブラッシング」って!
それで手抜きになっちゃうなんて・・・
我が家なんて10分もさせてくれないので、すきがありそうなときを狙って、何回かスリッカーブラシをすべらせる程度しか。。。
やっぱり長毛種にゃんこは我が家には無理だということを痛感いたしました(笑

>ササさん
いや~手抜きブラッシングの場合は過程が結構すっとばされているのですよー。
この紹介したの全部やると30分コースになってしまいますだ。

ぢょりさまはスリッカーブラシも豚毛ブラシも大好きだから
ブラッシングは楽なんだけどねー
ディーナは毛が舞い飛ぶ舞い飛ぶ。

安易に、長毛かわいいかも★なんて迎えてしまった後に
後悔したものの、もうすでに手放せなくなっていたので(笑)
今後万が一増えることがあったとしても長毛はやめようと思っていることは内緒(笑)

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