放し飼い…
味のあるぢょりさま。
ぢょりさまももう5歳をすぎ、
暴君だった頃のように噛み付かず、
おとなしくだっこされたり、
自分ですりすりしてきたり、
うれしかったりするのですが、
逆にちょっと切ない気もします。
私は知人宅にお出かけをするのですが、
キャリーにぢょりさまを入れて、
知人宅につくと、キャリーからぢょりさまを出し、
さぁ、友達と遊んでおいでと外に放します。
知人との楽しい時間を過ごした後、
帰り支度を済まして、ぢょりさまを知人宅の裏庭に探しに行きます。
ぢょり~かえるよ~
ぢょりさまは裏庭の階段のところから血まみれでよろけながら出てきます。
その足先は、つぶされてとれかかっているのです。
私は半狂乱になりながら、ぢょりさまを抱きかかえ
病院に向かうところで目が覚めました。
本当に心臓がばくばくゆっていました。
ぢょりさまを放し飼いにするなんて、
微塵も思っていないし、
これからも決してすることもないのに、
なんでこんな夢を見たのでしょう。
自分が信じられない…。