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2008年06月28日

その後のご報告

ディーナさんの件、コメントやメールやお手紙や電話での励まし、本当にありがとうございました。
一時期、ここのblog手違いで削除されちゃっていて(汗)ごめんなさいでした!

仕事で相変わらず激忙で家のパソコンは壊れっぱなし、今日も出勤、明日も出勤。
コメント、メール、電話、手紙ホントにホントにいろいろ励ましになってうれしかったです。
コメントやメールには必ずお返事をさせていただきますがもう少しお時間ください。
本当にごめんなさい!

ご報告が遅れましたが、
ディーナさんは静かに旅立ちました。

ディーナさんは、前回の書き込みした次の日からゴハンを食べなくなって、
1週間後には水も自力で飲めなくなってしまいました。
本当に急激に衰えて、目に見えて体重も軽くなり、骨がわかるほどになりました。

死の淵からよみがえったもんさんの飼い主のくるさんにも相談メールを送ったりしました。
治るならば治してあげたい。でも、入院してる間にひとり寂しく、知らない場所で逝かせるのか…。
ディーナさんの保護主さん、会社の猫飼いの同僚や先生とも泣きながら話して
病院は往復1時間はかかるし、移動も病院嫌いだし、家で看取ってあげよう、
私が仕事でいなくても他の猫達もいるし、いつもの安心できる家で看取ろうって
一度は決めたのですが、衰えていくディーナさんを見るとやっぱり入院したほうが?とひどく葛藤しました。

HIROYOさんにオススメいただいたハタケシメジの粉末を
水に溶かして注射器で与えて、いつもより1ml多く飲んでくれただけでもうれしくて、
でもそれもだんだん口を潤すだけになり飲みこめなくなっていくディーナさん。

保護の先輩亮子さんがゆった言葉が、心に残りました。
強制給餌をしていた子がいたそうなのですが、
それでも最後は自分でいらないっていうよ、わかるよって。

ディーナさんとのお別れが確実に迫ってきていました。

おりしも月末で激忙で、毎日遅い時間に家に帰って、今日こそは
もう息絶えてるんじゃないかとおそるおそる玄関のドアをあけていました。
5/31からはもうベッドの下から出てこず、ベッドの脇から手を入れて息をしているのを確かめて
このままベッドの下で逝くのかな・・・と覚悟もしていました。

6/2、いつもより早く家に帰ると、
ディーナさんはテーブルの下に力なく横たわっていました。
ぢょりさまが少し遠巻きにじっとディーナさんを見ていました。
ぢょりさまは、ディーナさんがご飯を食べなくなったのと同時に食が細くなっていました。
その日は夜ご飯も手付けずじっとしていました。
ぢょりさまとディーナさんの間にはもう最後の会話がすまされていたのかもしれません。

私はただ、ディーナさんをなでていました。
床の上に横たわっていたので、タオルの上に移動してあげようと思ったのですが、
タオルの上にのせると今まで聞いたことのないような声でいやがって鳴き、
自分の足でたちあがることもできずタオルの上から出ようとしてもがき苦しんで
何度も横倒れしてしまい、私はただただ、ゴメンねゴメンねとおろおろディーナさんをなでるばかり。

でも私の足の甲を枕にすると苦しいのが少しやわらいだのか、
落ち着いて、呼吸も戻ってきましたが、ゆっくりと少しずつ呼吸の間隔が遠くなっていきました。

ゆっくりと、安らかに。

覚悟してたけどやっぱり悲しかったです。

でも、仕事で看取ることができるとは思ってなかったし、
ベッドの下から2日も出てこなかったのに、
最後に私を待っててくれたんでしょう。

今思うと顔の形が変わるほどの癌だったのに
長く苦しまなくてよかったのだと思います。

翌日ペットの火葬車で火葬してもらい粉骨してもらいました。
今度は一生可愛がってくれる飼い主のとこに生まれ代わってくるように祈りながら見送りました。
うちにくると幸せではない猫生ってことだから私の元には戻って来るなよって祈りながら。

ディーナさんがいないだけで部屋が広く感じます。デカイ猫だったし(笑)
ディーナの保護主さんからも、晩年をこんなに穏やかに
過ごさせることができて保護してホントによかったとメールがきて、
私もディーナさんが家に来てくれてよかったと心から思いました。

闘病させるか散々悩んだけど今は家で看取ることにして悔いはないです。

ディーナのような過酷な生活して助けを待ってる猫はまだたくさんいるから、
少しでも猫さんのおうち探しして、飼い主さんとつないであげられることを
ディーナは望んでいると思うから、
ディーナのように幸せに暮らせる猫たくさん繋いでいけるよう、
これからもがんばります。

とりあえず。
重ねてディーナさんの件、コメントやメールやお手紙や電話での励まし、ホントにありがとうございました。