2006年11月28日

ブリーダーって・・・?

夏、サイファたちが助け出された頃、
三重県ではわんこたちも多頭飼いの崩壊現場から助け出されていました。
サイファたちのことでいっぱいいっぱいでROMだけだったのだけど
その様子がフラッシュでまとめられているのをマイミクのゆきこさんのサイトで拝見したのでご紹介です。

http://vov.pekori.to/mie/mie_ver3.html

このフラッシュの最後にも出てきますが、
ブリーダーと呼ぶに値しない素人の繁殖屋が、
この日本にどれだけいるのでしょう?
私には想像もつきません。。。

でもね、この案件だけが特異なのではありません。
日本中、そこかしこで、起きている、今も続いていることなのです。

サイファのときにお世話になったリトルキャッツさんもつい先日
多頭飼い崩壊現場から多数のわんこを助け出されました。
里親募集BBS DOGからその募集されている子をご覧いただけます。

この犬たちはなんでこんな風に飼われているのか。
少しでもいいから考えてほしいのです。

ペットショップのショーケースの中で売られている子達をみたらほんの少しでいいから考えてください。
この子の親たちが、どんな環境でこの子達を生み、どんな風に生かされているのかを。

純血種をほしいと思ったら、どうか親たちが飼い主さんに大切に飼われているのがわかる
ブリーダーさんのところから直接お求めになってください。
そうすることが無茶な繁殖をふせぎ、乱暴な生体販売を防ぐことになると思います。

子犬、子猫がほしい気持ちもわかりますが、
どうかこういったおうちのない子たちを迎えることも考えてみてくれませんか?
捨てられたり、飼えなくなったりといって手放される純血種も本当にたくさんいるのです。
ペットショップで簡単に買えるから、簡単にモノ同然に捨てられる、私はそう思っています。
もっと生体販売に対しては販売員の命を扱う意識が向上してほしい。そう願ってやみません。

今回のレスキューの中核になられた保護団体WanLifeさんのサイトには、この案件で救出されて
里親さんに迎えられたわんこたちの幸せ報告と里親募集の子たちの様子が拝見できます。

でも、幸せになった姿の一匹の動物の保護の陰には
本当にたくさんの人たちの想像を絶する苦労があるということも
このフラッシュをみて心の片隅に留めておいてもらえるとうれしく思います。


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ナナ里親募集 ミィ里親募集 リン里親募集 ミィ里親募集 カノン里親募集 ジン里親募集 フク里親募集 チョコ里親募集 タキ里親募集
↑リトルキャッツさんの猫さんたち、里親さん熱烈募集中です!写真クリックするとサイトに移動します。
写真はすべてLittle Catsさんよりお借りしております。
土地柄か、毎日のように子猫の捨て猫がある地域で
写真の子たちはほんの一部で、本当にまだまだたくさんの猫さんがおうちを探しています。
是非一度ご覧になってくださいね

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お返しできることは少ないけど、営業猫さんのライブで癒されてくださいませ~

今日のご紹介はLittle Catsのyuuさん。
blogを拝見していると毎日のように子猫のひきとりの依頼や捨て猫がyuuさんのもとに届きます。
しかもほとんど状態が悪い子猫たち。入院させて治療して、元気になってくれる子はまだよいのですが、
医療の力及ばず虹の橋をわたってしまう子猫たちもまたたくさんいます。
そして力が及ばなかったことに胸を痛めていらっしゃるyuuさん。
里親探したり飼うことができないとしても(ホントはそれすら腹立たしいけど)
不妊手術くらいはできますよね?!ってみんなに訴えたくなるほど
たくさんの子猫たちがいつもいつもyuuさんのところにはいるのです。
お預りの猫さんたち、随時いつもいるので覗いてみてくださいね。
もっとたくさんのにゃんこさんを紹介できるよう精進しますので更なる応援よろしくお願いします♪

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2006年08月03日

ブリーダーで猫を買う

ブリーダーというとあまりなじみがないかもしれないですが
ペットショップの陳列された子犬や子猫たちはブリーダー(繁殖家)から買い上げられているところも多いです。

このブリーダーには大きくわけて3種類。
ひとつはペットショップへ売りつけることだけを目的に多種の犬猫を繁殖させている個人繁殖家。
ひとつはドッグショーやキャットショーなどの受賞犬猫の子供たちの繁殖家。
ひとつは家で飼っている純血種に子供を生ませてその子を譲渡売買する繁殖家。

2、3番目はいうまでもなく、家庭で人間の愛情を受けた犬や猫たちが、
生後3ヶ月は親元で育ててもらい、適宜ワクチンや病院でケアしてもらっていて
健康で躾けもできていて人にも慣れていて望ましい環境で育った子犬・子猫たちです。
もちろん多くの犬猫が売られる店で陳列されている子たちより
ウィルスなどの感染の可能性も少ないです。

うちは3番目の純血種同士の子供を譲りうけました。
今でこそ私のしつけがなってなくて、凶暴で噛む猫になったものの、
最初はちゃんとしつけされていて元気で他の猫ともうまくやっていました。

どうしても純血種が飼いたい場合はペットショップで買うより、
こういったブリーダーさんのもとから買うほうが絶対いい。
飼いかたがわからなければのちのちまでケアしてくれたり、
値段だってペットショップに並ぶ子たちより格段安い。
何より動物に愛情を持った人たちが育てているわけだから。

ただし、純血種であるがゆえ、血が濃くなり遺伝性の疾患も否めない。
よく聞くのが大型犬の関節炎、チワワなどの水頭症・・・。
じょりぃさまも先天性の股関節形成不全でした。
ブリーダーさんからはこのような病気の出た子は初めてだといっていました。
同じ雄雌が何度も何度も子を産むことによって
異常のある子が生まれる可能性は高まると
見てくれた獣医さんはいっていました。

異常は遺伝します。
じょりぃさまが子を産んだ場合、
その子にも股関節形成不全の異常が現れる可能性は高いから
早いうちに避妊手術をしてあげてくださいと獣医さんにいわれました。

もし、そういった異常が発覚した親をもったブリーダーさんが
痛みや苦しみを抱えた子をそれ以上この世に送り出さないことを切に願うばかりです。

そして問題のひとつ、
ペットショップへ売りつけることだけを目的に多種の犬猫を繁殖させている個人繁殖家。
よくブリーダーが破産して犬・猫を大量に手放し、ボランティアさんが奔走しているのを聞きます。

浜名湖での悪徳ブリーダー
軽井沢での悪徳ブリーダー
福岡での大量放棄
こんなのは氷山の一角です。しかも放棄した後も悪びれる様子がまったくない。。。

散歩やひなたぼっこはもちろん、糞尿の世話すらしてもらえず悪臭が漂う小屋、
病院にもつれていってもらえず、人間とのふれあいもない長い長い時間。
電気も水道もないような環境での飼育とか、卵を産むブロイラーのような扱いの犬猫が
今もどこかに生きています。

しかもこういった悪徳ブリーダーは、どうしようもなくなって手放す際には
数十頭から数百頭にわたる弱った動物たちを一気に放出するのです。

ペットショップで簡単に動物が買える世の中の裏、真実を
少なくともペットを飼いたいと思っている私たちは
目をそらさずに見ていかないといけないと心から思います。

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鈴ちゃん里親募集
↑是非ご覧になってくださいね!
今は保護主のayaさんが懇意にされている動物病院で入院という形で預かっていただいております。
女の子(避妊済)、FIV・FeLV・FIP 陰性、推定10ヶ月、ワクチン、お腹の虫、耳ダニ等 駆虫済み

白黒ちゃんに似たこの鈴ちゃん、ひとめみたときからすごく気になっています。
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