第一段階見極め再びの巻

第一段階見極め再びの巻

さて、こないだの続きをば。
かるくおさらいすると、前回の見極めで初歩の初歩、運転姿勢からのダメ出しを受け、
原付によるエア特訓と、教習本の猛勉強によりいかにクラッチを使ってなかったかに気付いたワタクシ。
夜は必要以上に緊張するので、日中に教習乗れる日を狙って朝の9時半の予約をとりました。
この日の教官は、
ひとことで表現すると、
百戦錬磨っぽい雰囲気を漂わせた熟年の白バイオマーリさん風。
最初のならし運転。
まるで初めて乗るかのように緊張したけど、
・肩の力を抜いて、手首120度を意識
・バック挟みによる訓練の成果をあらわすニーグリップ
・カーブに入る前に減速ローギア半クラッチ実践
・クラッチは握りしめて切る
・リアブレーキ
に気をつけて乗りました。
世界が違いました。
安定してるし。
吹っ飛んでいく感がない。
今までは時速30キロ出すのも恐ろしかった。
それは十分に減速もせずにクラッチ切って制動不能に陥ってたせいなんだなと実感。
それから半クラッチも半分つながる状態の前にアクセル吹かし過ぎた音に驚いてアクセルを戻してたので
つながらないままクラッチ放してエンストを繰り返していたのだけど、
半クラッチつながったときのアクセル音の静かさと、
この吹っ飛んでいかない走りの感覚ときたら、別世界でした!
これ体験するとクラッチ使わなかった今まではブレーキない自転車乗って坂道下ってた感じに等しいw
私ともう一人同世代の男性が第一段階の見極めでした。
見極めに必要な課題をこなしていきます。
スムーズな加速
カーブ前の減速
右折、左折
クランク
S字クランク
一時停止後の発進
坂道発進
一本橋
スラローム
急制動
クランクに入る前にローギアまで減速して、半クラで侵入。
すると、まぁ、なんということでしょう。
車体がゆうこときかなくてふらふら走ってたワタクシが
見違えるように安定してパイロンをよけながらすいすい走れるではありませんか。
坂道発進もアクセル吹かしまくっても半クラッチでつなぐまでは
アクセルをゆるめず我慢できるようになってましたし。
半クラッチの感覚って一種独特で
教本に書いてある説明じゃ絶対つかめないwww
いくつかの課題をセットにして数回教習所を回るころにはすっかり感覚が身に付いたようでした。
まぁ、でも、クランクでうっかり前ブレーキ踏んじゃったら、
白バイオマーリさん風味の教官から
「コォラー!」
と怒鳴られましたが。
バイクはちょっとしたミスが車より死に直結してるから
教習中もより厳しく怒られます。
でも、一本橋だってゆっくり走るのがわかったらお手のもの。
スラロームだけはアクセル吹かして体制立て直すってのがどうしても後手後手でできませんでしたけど。
そんなこんなであっという間の50分。
終わったら教官がにっこりふたりとも一段階合格です、と太鼓判を。
特に一本橋のバランスとスラロームは安定してていいと褒められました。
やったね~(-_☆)V!
実は、この日、1時間の補習くらいでワタシが合格するわけねぇ!と思って
2時間連続で第一段階の予約を入れていましたwww
それも晴れて2段階の1限目に振替♪
クラッチなしでも教官をだまくらかせるなんて、
実は自分走行技術はあるんじゃね?とか
これでクラッチ技術ついたら鬼に金棒じゃね?とか
すっかりドヤ顔www
でも、それもこれも前の時間のイケメン係長が見て指摘くれたおかげ。
終わったら、受付のところにたまたまイケメン係長いたので、
ホントワタシ勉強してなくて舐めてたから教官のおかげですとお礼申し上げると
嬉しそうに一段階クリアを喜んでくれました。
こんなばばあが普通二輪の免許なんて無理無理!
と見捨てられても当然な無様な運転をさらしてきたのに、
本当にバイクが好きだからこそ、バイクに本当に乗りたいと真剣に思う心に
真摯に答えてくれるんだなぁとしみじみ心に染みました。
一歩間違えば命が吹っ飛ぶ。
これからも肝に銘じて教習に励むことにします。

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