山古志村のマリと3匹の子犬という本がありました。
中越地震が起こった日に3匹の子犬を産み、
家具の下敷きになった家のおじいさんが助けられるまで
子犬とおじいさんの元を行き来しながらおじいさんを励まし続けた犬の話です。
寸断された道路を超えてヘリでおじいさんが救助されるときに
マリも一緒に救助してくれることを懇願するのですが、
と、マリは置き去りにされてしまうのです。
「おじいさんが、あんなに頼んだのに連れて逃げることができませんでした。」
の一文に号泣した記憶があります。
その後、マリは16日間生き延びて再会を果たし、
その後映画にもなりました。
今から、10年前の話です。
この中越地震をきっかけに、
災害時のペット同伴避難が周知され、浸透してきたと思います。
東日本大震災でもたくさんの動物が被災し、
今なお保護活動を続けておられる団体さんもたくさんあります。
もし、これから犬や猫を迎えようと思われる方がおられたら
家を無くし、主とはぐれた子たちにも、もう一度暖かいおうちのある生活ができるよう
そういう団体さんからもお迎えを考えていただけたらな~と思います。