通りがかりの話。
人から伝え聞いた話で激怒している書き込みをFBで見かけた(知らない人)。
その人が激怒した理由はワタシにも理解できる。
わからないのは、
なぜ人から伝え聞いた話でそんなに激怒できるのか?ということだ。
自分で見たわけではない。
他人から伝え聞くと、その他人の主観が加味されて伝わるので、
その聞いた話が、そのままニュートラルな事実かというとそうではないことの方が多い。
その人は怒りで「その伝え聞いた話」を拡散し、
その現場を見たわけでない人が「その伝え聞いた話」を事実であるかのように誤解する。
ソーシャルネットワークが広がって、
簡単にリツイートやシェアできて、人の発信した情報を拡散することができる世の中。
例えば善意の内容。
友人の知り合いで困っている人がいてxxxx
で、始まるやつ。
善意でなんとかしてあげたいとシェアやリツイートする人がいるのはわかる。
でも、シェアする前にちょっと考えて。
その情報元ってどこだろう?
その元情報を発信している人は信頼できる人だろうか?
その情報はちゃんと取材や事実にもとづいているのだろうか?
例えば悪意の内容。
最近見たのは福島県産物産展でこんなもの食べられないといった地方のおばさんがいた云々。
ワタシは福島県を応援している。
そんな話が本当だったらぶちのめしてやりたい。
でも、いつの話のことなのか?震災直後の話の可能性もある。
どこの物産展のどこの店がそんなひどい目にあったのか?
5W1Hは基本の話。
それがきちんとしていない情報はどんなにいい話でも悪い話でも
自分としては情報を拡散しないと決めている。
情報元の確認もなくやみくもにリツイートやシェアするのは
おいしんぼの作者が取材不足だと散々バッシングされてたけど、
それと変わりないと思う。
シェアやリツイートであったとしても、
「発信した情報には責任を負うべきだ」とワタシは考える。
自分が見たわけではない情報にどう接するか、
自分なりの判断基準をもつのが大事だと思う。