二輪:卒業検定

二輪:卒業検定

緊張のあまり、5時間くらいしか寝てないのに目が覚めた。
2時間くらい前に行って、上から教習見ながらイメトレしようと思い、
DREAMS COME TRUE
が印字されたライブTシャツで縁担ぎ。
教習所について上からイメトレするも落ち着かず、
教習所内を一望できる脇にある堤防へ移動。
そこで教習の経路にしたがってイメトレしながらうろうろ歩いた。
ちょうど2段階目の初経路体験の教習やっていたので、
教官が超お手本を見せながら走行中だった。
ラッキーwww
やっぱり不安が残るのはクランク。
(余談だが、イケメン教官にクランチと言ってしまい大笑いされた)
セカンドギアにシフトアップするか、半クラで回避するか、この時点ではまだ迷ってた。
卒業検定受験生の集合場所に集まっていたのは、9名。
男性6、女性3。大型2、普通二輪6、AT限定1。
昨日のにーちゃんと月曜日に見極め合格したおじさまも一緒でした。
検定を受けるにあたっての注意事項と、コースの説明。
まず一発で試験中止事項。
・パイロン接触
・一時停止、急制動の線越え
・一本橋の落下
・優先道路の車にブレーキをかけさせる
・同じ箇所でのエンスト4回
・踏み切り通過字のエンスト
と、ここで衝撃の事実が。
試験官「坂道発進は、坂道の下のポールに停止してから、自分のペースで発進。
ここはいつもどおり・・・」
ワタシ(「え?坂道の下にポールなんかあったっけ?」)
どうやら、坂道発進には目安のポールがあったらしいのですが、
ただの一度もそんなポール気にして停止したことない!Σ( ̄ロ ̄lll)
試験前、やっぱ坂道発進のポール超えちゃうと減点ですか?と聞いたところ
目安だから減点はないよ、とのお言葉。ちと安心。
順番は2グループにわかれて、ワタシが1コース2番目でした。
1コースは踏み切り前に周回する方のコースです。
受付は最後だったので最後かと思いきや、
どうも名前あいうえお順で決められてたようです。
卒業検定は普通の教習の休憩時間(先生方の昼食時間)に行われます。
前の教習が終わってすぐ1番目の女の子が出発。
せめて1週でも慣らし運転させてもらいたかった。。。
すると、植え込みの向こう、一番最初の課題のクランクのあたりで
教官がバイクから降りているではありませんか。
なんかトラブルだ・・・。ただでさえ緊張する試験のそれも一番目。
そうとうなプレッシャーだったことでしょう。
その後最後の課題を終えて戻ってくる際、左に出して停止するはずのウインカーが
右点灯で停止して終了していました。え?ワタシ間違えて覚えてる?
あわててとなりにいた男の子に最後左でしたよね?と聞くと、
左だけでいいはずでしたよ、と出発前に確認できました。
あせるよね~。
そしてワタシの番。
おちついて後方確認、スタンドを払い、またがって右足はすぐリアブレーキ。
ミラーを確認し(よかった忘れなかった!)セル一発。
再度後方確認して、右合図して出発。
最初のわき道を右折後、車がいたので一旦停止するも、
向こうの車も動かない。教官に促されて直進。※1
クランクはローギアで慎重に進入し、最初の角を曲がったところで
無意識にセカンドギアに。おお~チャレンジャーなワタシ。
そして右折、右折、一時停止後、膨らまないよう慎重に左折、S字進入。
S字はもっと大胆に進入後すぐにセカンドギア。でも最後のカーブで
ウインカーを切り替えるのを忘れててあわてて切り返す。
右折して、坂道発進へ。
おお、これがポールか!(笑)
坂道の途中でマニュアル車が悪戦苦闘中。
緊張しきっちゃってるのでしょう、アクセルをぐおんぐおんまわすのに
クラッチとブレーキを足から離しきれなくて、エンスト。
3~4回繰り返し、そのたび坂道をじわじわ下がってくるので
プチ恐怖体験。体感で2分くらい前の車の発進待ちを。
ようやっと進んでくれたので、アクセルを十分に回して後ろに下がらないように発進。
教官もよく我慢したと声をかけてくれました。
そして坂道下の右折。前回の教訓を生かし、ローギアにいれて三角マークを
越えないように右折したのに、また膨らんでしまった。
しーかーもー、危うく、その先を左折しそうになり、自分の出してる
右ウインカーを見てやばい右折だったと気づいた。
一時停止後右折しようとしたらまさかのエンスト。うぉー!※2
でもすぐにエンジンかけなおして右折、後は時速40KM出してポンピングブレーキ3回。
周回後、いつも間違える右折ポイント。
一旦道路が外側にひろがっているので、キープレフトで外側に進路を変えた後
すぐに右折合図を出して、センターライン寄りに進路変更。※3
一時停止、左折、周回・・・の途中で教官にウインカー消してと言われる。
あや、忘れてた!得意のカーブ、流麗に曲がれるところを見せようと思ったら
車がどん詰まりにつまっていて超のろのろ運転。ちぇー。
その後左折して踏み切り通過。前に障害がなにもない急・制・動~。
いつものスタート時点からすでに時速40KMだったのに、
危うく左足が滑ってシフトアップし損なうとこで
サードギアに入れたのはいつもと変わらない位置(苦笑)

制動自体はあわてず止まれて最後クラッチできちっと停止できましたが、
サードギア入ってたか微妙と思いつつ、だめだったら急制動1回はやり直し
させてくれるってゆってたし、と教官の判定を待つ。
何もいわれなかったので、ギアをローに落とすとちゃんとサードギア入ってました。
んで、周回。最後に一本橋とスラローム。
大丈夫、いつもどおりと言い聞かせ、一本橋にニーグリップ、半クラ、視線は出口で
乗り上げ、自分の中でカウント。
・・・してたのに、何を思ったか、その自分カウントが5で一本橋を降りてしまった。
その後スラローム。これもうっかりリアブレーキを強く踏んで推進が殺されたので
少しアクセル吹かして突破。で、左ウインカーを出してポールに停止。
ニュートラルに入れて・・・
・・・ニュートラルが入らん!(汗っっ)
3~4度繰り返すもだめなので、足でじわっとあげてみたけどやっぱだめで焦るけど
前に教官がニュートラルにいれるのいくらもたついてもいいってゆってたので
気を取り直してセカンドに入れて足をたたくと入りました。
もぉぉぉ、13番CBで試験受けたかった・・・。
終わって戻ると2コースのトップバッターのおじさまがいて、
興奮気味にお互い自分の失敗点とかを饒舌に話し込んじゃいました。
すると2コース2番のにーちゃんも戻ってきて更に3人で興奮して同じことをしゃべりw
のどがかわいたので一旦荷物の置いてある二輪待機所に戻ると
さっきの1番目の女の子がイケメン係長と話していました。
彼女は植栽に接触しちゃったそうです。
ただでさえ緊張する上、トップバッターだったので相当なプレッシャーだったことでしょう。
またそこで4人で同じことをしゃべりwww
教官がゆってた発表時間まで30分以上ありましたがw検定結果発表所へ移動。
すると車の仮免の人たちも次第にわらわら集まってきました。
車はいったい何人くらいいたのでしょう、結果発表所には入りきらないくらいの人でした。
発表時間より先立つこと10分、車の教習の結果発表が始まりました。
車の教官は車乗ってる間に採点かけるけど、
バイクの教官は検定者をつけまわした後点数つけるんだもんね。
全部覚えているらしい。すごいなぁ。
結果発表はみんなの前であんたOK、あんたNGと発表されるかと思いきや、
個別のブースで教えてくれるらしい。
さっきの女の子みたいに、やらかしてNGならまだ救いようがあるけど、
じわじわ積み重なってNGだと立ち直れないよね・・・と隣にいた大学生くらいの
男の子と雑談。
しばらーく待って、さっき教官がゆってた時間より5分遅れくらいでバイクの教官が
参上、さっきの検定順に呼び出されます。
緊張の一瞬でしたが。
ブースに入るなり、
「えー、ひとみんさんね、合格です。75点」
と先に結果を教えてくれました。
やった!これで会社も休まなくて済むし、お金もかからない!www
減点内容は以下のとおり。
上記※1のところでワタシは優先道路を通過するとき、
車をみかけて一旦停止してしまったけど、
そのシチュエーションは私が直進で優先道路を通過、
車は右折で優先道路に入るところだったので、ワタシが優先車両だったようだ。
ところがワタシが一旦停止してしまったので、車は譲ってくれたと思い
発進しようとしたところ、私が直進してしまったので急ブレーキをかけてたとのこと。
危険行為で減点。これ逆の立場で車が優先で、車に急ブレーキかけさせてたら
一発中止だったなぁ。。。
次※2。
「あーここ膨らんでたし、なんか関係ないところでエンストしてたよね。」と試験官。
エンスト一回は減点なしってゆってたのに。。。
積み重なりで減点ってことですかね・・・。
次※3
右折でセンターラインに寄るときに無駄に左によって蛇行してたと
みなされて減点。。。
えーだってキープレフトってゆったじゃん・・・。
で、最後。
停止するときに、課題場から道路に出る形なので、
車がいないことを確認してから出て停止しないといけなかったのに、
どうも車がいるにもかかわらず出てしまってたらしい。
確認したと思ったんだけど全く記憶にない。ここも減点。
課題はクランク、S字、坂道発進、急制動、一本橋、スラロームは
すべて良好。よくできました。時間も守れてたよとのこと。
自分カウントあてにならんwww
ってわけで70点合格のところすれすれの75点で合格。
まぁ受かっちゃえばいいんだよwww
でも、技術や課題よりそういった運転上の危険回避とか判断のようなところに
重点が置かれて減点されていたのは、意外っつーか、
教習はどっちかっていうと技術優先なところがあったので
(実際最後は急制動ばっかりやってたしwww)
もっとそういう判断みたいなのケーススタディで教えてもらいたかったなぁ。
ってか実際公道に出たら、すべてそこに集約されるもんね。
いかに公道のルールに従って、車と一緒に安全に乗るか。
これからが本番ですら。
合格した人は卒業証明書をくれるので、合格発表後別の教室で待機になります。
そこでは、すでにおじさまが待っていて、合格を喜びあいました。
それから昨日一緒だったにーちゃんも来て、さっきの大学生も来ました。
結局この日の合格者は7人。女で受かったのはワタシだけでした。
よもや一発で合格できるとは。
落ち着いてやれば大丈夫だとは思ってたけど。
証明書発行までの待機中、アンケートと教官あてのメッセージカードが配られました。
もし何かあったらご記入くださいとのこと。
渡りに船www
イケメン教官はこの日も休み(バイクなかったし~、いないし~)
直接お礼言えなかったのは残念でしたけど、
イケメン教官とイケメン係長宛にお礼を書きました。
(って、イケメン係長は実は係長じゃなかったことが判明www
もらった名刺に係長って書いてあった別の教官と名前間違えてたwww)
マナーや交流に力をいれている教習所だとは書いてあったけど、
それがどの教官にも共通しているのはやっぱりすごいと思います。
人柄もいい方ばかりでしたし。
お客さんが満足してくれることが、また教官にとってもスキルアップや
モチベーションアップにつながるでしょうしね。
もともと原付の右折やスピード違反で切符切られまくって免停寸前に腹立てたのと、
北海道の浦河に乗馬に行くのにバイクで行きたかったこと、
栃木にあるボランティアセンターに通う足用に二輪の免許取ろうと思い立って
はじめた教習でしたが、新しい趣味としてまた命にかかわるものとして
大きくワタシの人生を左右することでしょう。
111009w650.jpg
このW650とも今日でお別れだに。
さぁ、次はエストレヤ取得だっ!
ひとみんやの二輪シリーズは新しいステージへwww

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