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ワタシがその記事中のオキニイリの写真を選んでいるのですが。
この日は、北海道に滞在中一番きれいだった夕陽を斜里で見るのですが、
それを差し置いてでも!
何が何でも
青空に映えるカニの爪
一択です。
ナニカヘンデスカ?
さて。ちょっと字幕コメントいれる時間ないので撮ったままの動画ですがエサヌカ線の一部です。
超きもちいー道でした。
で、楽しいエサヌカ線で、うっかり1時間も費やしてしまい時間は10時30分。
そこから斜里まで280km。まっすぐ寄り道せず休みなしに走り続けても5時間。
いや、そんなの現実的に無理だしwww
途中女満別や能取岬に寄りたいとか考えてるのにこれはひっじょーに厳しくなってきました。
ですが道すがら、あまりにきれいだったので寄ってみた神威岬(10:50am)

ちょっと伊豆の雰囲気もありますが、海の色が宗谷あたりとは違ってきました。
空との区切りがわからなくなるくらい。


ひっろーい神威岬公園で、こんなにきれいだったのにだーれもいませんでした。
道の駅マリーンアイランド岡島(11:15am)
ここの道の駅は船の形をしているのですよー。

スタンプをもらって先を急ぎます。
道中・・・。

なーんにもありません。民家すらないオホーツク海沿いのエリアを走ります。
道の駅おうむ(12:15pm)


展望台まで登れるみたいでしたが、時間がないので先を急ぎますwww
このへんには日の出岬というのがあるらしく、そこから見える海から登る朝日はすばらしいと看板も出てました~。

少し酪農地帯を走って、ほどなく道の駅おこっぺへ。(12:45pm)
ここいらは割と開けていて、道の駅の施設もたくさんあって広々してました。
あとで調べたら汽車の中に泊まれる無料宿泊所があるそうで。
ここで前の晩Kさんに聞いてたおススメのラーメンをいただきます。


オホーツク干貝柱塩ラーメン900円。
ホタテの干貝柱が入ってます~。
添加物なんか入ってないようなやさしい味の塩ラーメンに、貝柱のだしがいい味出してます。

それにこの貝柱、ほろほろっととけて味がしっかりしてました。
なんでもオホーツクの特産として開発されたのだとか。

麵はオホーツク産小麦、スープはオホーツク海の自然塩がベース。
特製オホーツク醤が別皿についてて味の変化も楽しめますよ~。

このあたりでワタシの前を走っていたオフローダーさんも道の駅からちょっと行ったところにある
おこっぺアイスのお店に立ち寄られてました。
ツーリング中に冷たい乳製品をいただくと5分後には
100%トイレ探しに苦しむワタクシとしては涙を飲んでスルーしました。・゚・(ノД`)・゚・。
そしてまたなーにもないオホーツク沿岸をひた走ります。

ミ・エストしおしおになるのを覚悟したのだけど、風もなくおだやかで房総のようなめには遭いませんでした。
で、やっと紋別!
道の駅オホーツク紋別(13:45pm)


ここでは流氷触ったりできるみたいなんだけど、入場料が結構高かったな!
まぁ時間があればそれでも入ったけど、とにかく時間がないのでパス!
それにワタシは流氷よりなにより!
この道の駅の先にある
巨大なカニの爪がお目当て~www(14:00pm)

高さ12m、幅6m、重さ7トンで、さらに夜はライトアップまでされますwww
ワタシが行ったときはちょうど先客もいなかったので蟹の真ん前まで行って自撮www
このカニの爪。
前の晩やっぱり旭川から来られてた地元のライダーさんと翌日のルートの話をしていたときに、
カニの爪は絶対はずせません!
って豪語したら、写真で見るだけじゃダメなんかいって突っ込まれたっちゅーwww
でも、見てくださいよ。この青い空に映えるオレンジと白の超絶うまそうな巨大な蟹の爪!
もちろん自撮~。ミ・エストもあきれるwww?


そして、ワタシの事前にマッピングしといたgoogle mapでの案内はここまで。
もっと前からいろいろリサーチして準備しとくべきだったわー。
で、ここからは人生初のツーマプと行きの船の中で書いたメモ帳が頼りのツーリングが始まるのです。
とはいえ、道は国道まっすぐ一本だけですがナニカwww
カニの爪と写真を撮って満足した後は・・・
ツブを食べたかったのだけど、結構な時間になっていたので涙を飲んで先を急ぎます。
最果感がただようなーんにもない道をひた走り・・・。

車は猛スピードで走っていくのだけど、絶対量が少ないので
車に先に行ってもらってもマイペースで走れます。
・・・走れるんですょ
ええ、確かに走れるんですけど!!!
そんなことしてたら明るいうちにたどり着けなーい(°m°;)と気づいたのはこのころwww
折からの快晴で気温は30度近く。
喉が渇いてカラカラなのですが、最果ての道には自動販売機すらありません。・゚・(ノД`)・゚・。
更には手前で買った飲料はこの炎天下あっという間にぬるま湯に。
教訓その3
ステンレスボトルを持っていくべし。都内の感覚でどこでも自動販売機で適温の飲み物が買えると思ったら大間違い!
ボトルは今年に入ってからツーリングのときに持ち歩いていて、
このとき本当につくづく持って行っててよかったなと思いました。
この道で学習したおかげで、この後の日程道の駅もなーんもないエリアでも冷たい飲み物を飲めたし、
更に後日寒さに打ち震える標津、釧路あたりでは暖かい飲み物を飲めたし。
ミ・エストの積載写真のネットにひっかかってるピンクの物体がそのボトルですwww
で、暑さと果てしない道のりにくらくらしつつ寄った道の駅愛ランド湧別(15:00pm)


ここでスイカバーとスポーツ飲料で水分チャージ!
そうそう、更にもうひとつ。
教訓その4
北海道の道の駅にゴミ箱は設置されてないので、小さなゴミ袋を持ち歩くのは必須。
ゴミ箱ないのはクマ除けとかの対策のためなんでしょうね、きっと。
でも、ペットボトルはかさばるし町まで持ち運ぶのちょっと大変でした。
道はサロマ湖の外周を走ってます。

が、やっぱり何もありません。
ときおりサロマ湖が見えるくらい。
本当にこのあたりでは、自分で決めたとはいえ、斜里にたどりつけるのか心が折れだしてましたwww
道の駅サロマ湖。ここでサロマ湖のまだ半分以上走ってないと気付いて途方にくれるwww(15:20pm)
なんて広いんだサロマ湖。まるで海じゃないか・・・。


網走のあたりではシジミを食っとけってのも北海道在住ライダーさんのおすすめでしたが、
どうにもいただく時間がありそうにない。・゚・(ノД`)・゚・。
ってわけで、元気を出すためにツブを食すwww

毛ツブ!400円ナリ!
これがまぁもううまいのなんのって!
ツブ特有のコリコリ歯ごたえを残しながらの、
肉厚ジューシーさといったら!
ツブでエネルギー充電して更に先を進みます。
もう、女満別の丘や能取岬の海まで続くまっすぐ道、そして網走なんかをまわってる時間はありませんので
ひたすら斜里を目指すことにします。
この日はあやんちゃんからの前情報で、サロマ湖で100kmマラソンがあることがわかってました。
事前に交通規制など調べたのですが特に情報もなくだいじょぶかなぁ?と思ってたのです。
サロマ湖畔(16:00pm)

なるほど、歩道を走ってもあまりあるほどの広さの北海道のマラソン大会では特に道路規制は必要なしってことですねww
しっかし、果てしないなぁ・・・。
でも、これ、晴天だったからよかったようなもんで、これで雨が降ってなんの展望もなく、
人気もないこの道をひたすら移動とかだったらとっくに心折れて泣いてますねきっとwww
このへんでR238飽きてきたのでツーマプに乗ってた岐阜富岡道路に向かってみます。

ツーマプには展望のよい丘陵地とあります。
わおー!

久々に広がる畑の開放感のある道に出ました!


ホントこの道はR238のオアシス的な存在でしたwww
もう、国道を走るのはうんざりポン&時間がないのでお縄を頂戴しづらいであろうツーマプの白い道を選んで走ります。
感動の径を経由して斜網広域農道へ・・・(17:20pm)

どうです?地図をみただけでもわくわくしませんか?
これがっ!

果てしなく広大な畑をまっすぐ斜里まで貫くアップダウンのジェットコースター道路だったのです。
この道は地元の方しか通ってないし、展望はいいし、楽しいし、斜里まで行くなら絶対オススメ!
これも字幕コメントなしですが、斜網広域農道の一部です。
防風林と広大な畑の景色がすばらしいです。
動画で写してる角度が大体120度くらい。
あと残りの240度もこの景色が続いてるんですよ!
ワタシが伝えられるのはその切り取ったほんの一部。
この空間、自分の愛車とともに走る快感は言葉では伝えがたい感動。
風になれます。
マジだよwww
そして・・・。(18:15pm)
emusetsuさんに教えていただいてたこの道。
R334知床国道の分岐をさらにまっすぐいったつきあたり。
名もなき展望台から後ろを振り向くと!
地平線まで続くまっすぐ道!

そしてオホーツクに沈む夕日に間に合った。・゚・(ノД`)・゚・。!

夕陽の色を出そうと思うと、まわりの景色が映らないこの自分の技術のなさよ(´;ω;`)

本当に天気に恵まれて、こんな絶景まで見ることができて、なんもいえねぇ・・・。


もうへとへとだったのですが、最後の力を振り絞って自撮www
このまま、海に沈む夕日をみていたかったのですが・・・
そこから宿まで1時間。
暗くなった道を走る勇気はありません・・・。
のでなくなく後にします。
しかもー!
このまっすぐ道を走ろうと思ったらアクションカメラが数秒で撮影をやめてしまうアクシデントに・・・。
やっぱ単気筒のエストで車載動画は無理があったかな・・・(翌日には直ってたのですがwww)
しかたなく胸に焼き付けて斜里の街中へ戻ります。
すると・・・来るときには雲で覆われていた斜里岳が姿を現してくれました。

なんという美しさ・・・。
しかもこれ距離にして20kmくらい先にあるのにこの眺望。
いつか・・・登ってみたいな。登れるかな?
宿に向かってる途中で、かなりの焼けがきてしまいました(19:10pm)

こうなってしまうともうろくすっぽ前に進めませんwww

ちょっと進んでは停まってを繰り返しwww

斜里。
桂のマスターから斜里あたりで見る夕日がすばらしいよって言われてました。
その言葉だけが頭に焼き付いて斜里で泊まろうと思ってました。
そもそも、斜里になにがあるのかすら知らず、ワタクシ知床に行くつもりもなかったバカ者なのですwww
でも、実際、眼前に広がった景色は筆舌に尽くしがたく
本当に天気が良い、夕日が最高に焼けた日に訪れることができて
もうなんか・・・本当に今年の運は使い果たしたかのような絶景続きの毎日。
この日はライダーハウスクリオネに泊まりました。
広く寝具や鍵付のロッカーまでありました。
受付には50歳以上の人は空気呼んでライハに泊まるな的なことが書いてありwwwまぁなんかいろいろあったのかなぁ?と思いましたが・・・
この日はライダーが自分を含めて4人、チャリダーさんは10人くらいいたのかな?
談話室でご飯を食べて、これまた日課になりつつある、北海道限定SAPPORO CLASSICを飲んでいろんな話や情報交換をしました~。
そうそう、夕食はなんと!
2日連続コンビニ飯!


ローソン、ザンダレ丼北海道限定だそうです。感想はビールが進む。以上w
なんか文章ばっかりの記事になってしまった・・・見づらくてすいません。
6月29日北海道2日目データ
移動距離410.3km
ガソリン10.89L 1870円
燃費更に上がってますww
宿 500円
飲食 2866円(暑かったので飲料代が1000円近くあるよ)
合計 5236円
この日の移動距離が滞在中の最大距離だと思っていた自分を打ちのめす距離を移動するのはまた後日の話www。