日別アーカイブ: 2014年5月13日

美味しんぼ騒動に思うこと。

美味しんぼ騒動に思うこと。


今日は代休消化でまったり~。

美味しんぼ作中での表現が社会的にも大騒ぎされていますね。

みなさんは何ゆってんだかとか嘲笑したり、
憤慨していたり、悲しいとか言われてるけど・・・

私は心底腹立たしくてしょうがない。

福島県はもっと怒っていい!大阪みたいに裁判上等って態度でいいと思う。

漫画の中で「福島は」住んじゃいけないとか、
除染したって「福島には」もう住めないって断言してるわけだけど、
福島に今住んでる人たちがいるっての、わかってやってるのかな!
自分の主義主張を通すためなら、なんだってやっていいのかな!
固有名詞を名指しで出してるあたりいくら作者がフィクションだと言い張ったって
受け取るほうは不安を煽られるでしょう?
表現の自由は免罪符じゃない。

不安じゃない人なんて誰もいない!

福島のみなさんは政府や東電に震災直後さんざん騙されてきてる。
どんな安全をうたう発表があったって不安をぬぐいきれない毎日の生活の中で
私がお話を伺ってきたみなさんは口をそろえて
「起こったことはしょうがないから」とたくさんの感情を飲み込んで
笑って話してくださっている。

自分たちライダーを楽しく過ごせるよう、おもしろおかしく、
あたたかく迎えてくれる仲間たちだって口にしないだけだと思う。

起きたことをぐだぐだゆっても元の生活ができるわけじゃないから
前を向いて今を生きていくという気概にあふれている。
復興復興の報道が見せる映像と現実は格差がありすぎるけど、
人間の心の中には復興ののろしが高らかに上がっていると訪問するたびに実感する。

この漫画はそういった人たちを全く避けて取材されたのか・・・。

不安な中それでも前を向いている被災者の方とか
今なお避難生活を余儀なくされてる方とか
小さなお子さん方を持つお母さんやお父さんたちの心情を全く思いやってない。

実際、今後何が起こりうるかなんて現存するデータじゃほとんど何にもわかってない。
だからこそ科学者や医療従事者や大学、研究機関の人が福島の不安を取り除こうと
日々研究を重ねていて、除染だって根本的解決にはならないけど、
少しでも線量を減らそうと大勢の人たちががんばっている。
そして今この瞬間だって福島第一原発の中で廃炉にするために働いている人たちがいる。

その方々をこんな東京で何不自由なく電気生活を満喫してぬくぬく暮らしてるわれわれ
冒涜するのだけは許されないことだと思う。
原発はんたーい!とかいいながら目玉が飛び出るような電気代を払ってる人だっているわけで。
震災直後だけ節電節電って頑張ってたけど、今じゃしょうがない風潮だし。。。
私は家の電気代は一人暮らしってのもあるし、ほぼほぼ家にいないのもあるので
月3000円前後をずっとキープしている。
まーテレビ見ない。エアコンもほぼつけない。夜はとっとと寝る。
明るくなったら起きて活動と江戸時代のような生活をしてるだけですがね。

実際震災直後は全体の10%程度の方が鼻血がでるといった
医療報告があがっているというのを聞いたことがある。
明確な資料の名称などはわからないので真偽のほどはわからないけれど
実際鼻血が出てた人はいるのだと思う。

現状では統計や学術上で鼻血の原因が被爆が原因ではないというのが
確率が高いとされているに過ぎない。

それを今まで騙されてきたんだから鵜呑みで信用できるわけがない、
そういってる福島の方がおられるのも事実。

でも、今の時点では鼻血の原因が
被爆のせいだと断言できる人も
被爆のせいじゃないと断言できる人も
世界中に誰一人としていない。

そんな症例いままでなかったからだ。

だけどもね!
人間の体には毎日3000~5000ものガン細胞が生まれるって知ってました?
それを退治してくれる細胞も体の中にいます。
ガンが発症してしまうのは、免疫力がガン細胞に負けてしまった状態ともいえます。

だけんじょも~

誰でもそのガン細胞を退治してくれる細胞を活性化させる力を持ってるんですよ!

それは「笑う」力!

人の体にはもともと困難と闘う力が備わってるんですよ~。
風邪も怪我もその力を発揮して治癒していくのです。

今後体に何らかの影響があるかないかなんてわからないけれども、
仮に何かあったとしてもくじけない心、笑いを忘れない強い心を
自身も培うと共に、福島のお父さん、お母さんにはお子さんたちにも
何かあってもくじけない心であれるよう育てていってほしいなと
心から願っています。

毎日鼻血が出ると言ってる前町長も、
疑心暗鬼からナチュラルキラー細胞の本来の働きを充分に発揮できないで
いるのかもしれませんね。気の毒なことです。

日本の医療機関は政府の息がかかっていて信用できないっていうなら
海外にでもいって検査して治療してくればよいのです。
ま、海外に行く間に浴びる放射線量もハンパないですけどね。

ワタシはここ3年線量の高い土砂をほじくりかえしてたくさん粉塵吸ってきたけど、
笑顔の免疫力のおかげさまでぴんぴんしてますわξ^▽〆オーホッホッホ

願わくは、人々を不安と混乱に書きたてた漫画の結末が
未来を志向しているものであってほしいと思いますが・・・
どうなることやら。