最後にたどり着いたのはR411沿いにある慈雲寺。

そこで待ち受けていたのは、神々しいほどの枝垂れ桜でした。

まさに満開で巨大！
　

枝を広々とのばし、あふれんばかりです。

足元にもたくさん花が植えてありましたよ～。

そして、ちょうど傾きかけのやわらかな太陽の光がさして・・・

この一瞬のきらめきが・・・
　

美しいという言葉では足りないほどのきらめき・・・

お寺さんの配慮もイイですね。
　
ワタシは写真を撮るのは好きだけど、狭い通路でもお構いなしに三脚を広々と広げて撮るという
「写真を撮る人のマナー」はどこにいってもいただけないなって思います。
いい景色を見たいのは写真撮らない人だって一緒だし。

こないだも、風光明媚な場所で自分が構えた構図に人が入ってくることに対して
「人の構図に入ってこないのは暗黙の了解だろ」ってブログに書いてる人いましてね・・・。
正直、そんなに自分の構図に人に入ってほしくなければ、立ち入り禁止の看板でも立てとけばいいのにって思います。

富士山がよく見えるように勝手に枝を切ったり、
鉄道が自分の思い描いたようにとれるように勝手に桜の木を切ったり、
自分の構図のために、足元に咲いている花を踏みつけても気づかなかったり、
自分の構図のために、そこになかった花を散らしたり、葉を配置してみたり。

そんなので写真撮ってて、何か感動はあるのかなぁ？

ワタシは、

風光明媚な場所で、自分の思い描いた写真を撮る。

よりは、

その場所で、その時間に居合わせたからこそ巡り合えた一瞬の感動を撮りたい。
へたくそでもブレブレでも構わない。

マックの壁紙の青い池で有名なケント白石さんもゆっていたけど、
「ようするに被写体はどこにでもあるのです。
問題はその事に気がつくかどうかです。」
それにつきるんじゃないかな・・・。

風が吹いて、花吹雪が幾重にも飛んでいました。

腕を組んで花を眺めるご年配のご夫婦(^^*) 何年経っても仲良しでうらやましい～。
　
そして友達と一緒に自撮る中学生や、旦那さんに写真を撮ってもらうお母さんと赤ちゃん。
みんなみんな桜の下では飛び切りの笑顔です。

しだれ桜の優しいピンク色に、西日があたって輝いて本当にため息が出るほど贅沢な時間でした。

桜の根元には、春の息吹を存分に感じて伸びる名もない草。

桜以外にもたくさん花がありました。白いのはスモモの花。
　
ピンクのはアセビ（馬酔木）

椿。
　

落花と再生。

命あるもの、必ず終焉を迎えることは避けられないことだから。

今生きている一瞬を悔いないものに。
今生きているワタシの家族や友人・知人、縁するすべての命と悔いないように。

大事に生きていきたい。

そんなことを、思わせてくれるほどの、桜でございました。

さて。

この時点ですでに17時をまわっておりました。
日の入りは18時頃・・・。

今朝、そして道中とずっとずっとその姿を見せてくれていた富士山へ行かないという選択肢はありませんでした( ・∇・)ウフフフフ

御坂みちをひた走り。
山越えでぐんぐん気温は落ちていきます。

が！

パノラマ台の夕暮れに間に合いましたよ～！

あまりに詰め込みスケジュールだったので、そういや自撮してないや～と気づいて2枚。
　

やっと、富士山に近寄れる気候になってきましたヽ（o⌒▽⌒o）ノ

あとは須走口で雪女パワーを返還すれば、2014年バイクシーズンの本格的幕開わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪

この道中でぞろ目もget。

パノラマ台からの帰りは当然、道志みちへ。
富士山で夕焼けを見るということは、道志を走るころには真っ暗だということだwww

当然、ライダー誰もいないし・・・。

今期初、存分にくねくね成分を補充！
しかも道志みちの桜は満開でした！
でも、写真は暗かったのもあるのだけど、
何より寒すぎて立ち止まれない！

この日はとにかく桜を巡りたかったので、道中なにも食べてない！
どっか、何かあったかいもの食べられる店～！！！

と、一番最初に見つけて吸い寄せられるように駆け込んだのがこの店。

火焔山餃子房　さん
神奈川県厚木市上荻野２６７−１
11：00-23：00

いっかにも辛そうな店構えwww

写真はお店のＨＰから。

店内も典型的中華料理店でした～www
　
ジャスミン茶のポットがサービスでついてたのには感激！

1050円で3皿選べるセットも魅力的でしたが・・・

とにかくあったまりたかったので一番辛いネギチャーシューメンをオーダー！

あと名物だという韮鉄餃子も隣のテーブルのがおいしそうな匂いをさせていたので注文www

パリパリの皮で包まれた餃子はおいしく焼きあがっていましたよ～。
中華のお店で焼き餃子は珍しいね。

んで、ネギチャーシューメン。

おかげさまであったまりました。

ここで体の芯から冷え切っていた体をあっためて外に出たものの、やっぱり激サム・・・。

ガチガチ歯の根がかみ合わないほど震えながらR246の交差点にたどりつきました。
さて、いつもだったらこのまま延々とR246の帰路なのですが・・・

このときは白黒パンダフェア。

アドレスにも追い抜かされるエストでのスピード違反はありえませんでしたが、
走行区分違反は免れようもない金曜日の帰宅ラッシュの時間帯。

ここで捕まって違反金を払うなら、おとなしく高速代1000円払った方が安いと判断して東名から家路につきました。

厚木を出て横浜町田のあたりまでくると、底冷えしていた空気もゆるまってました。
真冬装備で行ってましたがやっぱり富士山まわりはまだまだ寒いですね～。

でも、山道は順調にライダーを迎え入れる体制が整ってきているように思いました～！

この日のマップはこちら。

より大きな地図で 2014/4/11山梨桜紀行 を表示
スマホでマップを立ち上げてアンカーをポイントすると現在地からナビを起動できます。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。

明朝、三春へ桜を追い求めて北上します。
まだまだ桜三昧なブログは続きます。