日別アーカイブ: 2013年5月7日

東北ツーリングに思いを馳せる

東北ツーリングに思いを馳せる

先週、後輩の誕生日祝いに銀座のいろり家さんに行ってきました。
いつもながらのてんこもりのいくら丼(船上めし)に、おいしい魚介類を堪能してきました~。

このいろり家さん、おいしいのはもちろん。

小名浜の伴助干物市さんと提携されて
日替わりではなくグランドメニューに載ってます。

日本一の干物(-_☆)V

店内にはあちこちに復興の狼煙プロジェクトのポスターがあります。

今なお、被災地支援の志を高くかかげているお店です。

今でも、復興の狼煙のポスターから伝わってくる人々の強さをみるとこみあげてくる涙をとめることができません。

今の激務が終わったら、今年の抱負でもあった、
東北一周のツーリングに行こうと計画しています。

相馬から新地、亘理、名取、石巻、女川、気仙沼、陸前高田、釜石、宮古と沿岸をずっと走ろうと思っています。
もちろん、八幡平アスピーテラインや奥入瀬・十和田湖、鳥海ラインもライダーとしてはずせませんがねw

石巻市には猫島として有名な田代島があります。
猫好きが島に観光に来るほかは牡蠣の養殖などをして生計を立てていた島でした。
この島も例外なく被災し、主要産業の牡蠣の養殖は壊滅的ダメージを受けましたが、
当時猫好きをターゲットにした牡蠣のオーナープロジェクトが打ち出され、
牡蠣の養殖が再開できるほどの支援が集まった民間の復興支援でした。

この島には復興支援も兼ねていつか行こうと思っていたので、
いろいろ石巻のサイトをぐぐっていました。

そこで行きあたった石巻百景さんの被災地見学の注意点とオススメルート

この中にあった一文に、
いわきに行ったときに自分の中で
うしろめたいような違和感を感じたわけの
答えがあって納得しました。

被災した土地に残り、生活を続けている人も少なくありません。
そうした人の多くは、カメラを向けられることに抵抗を感じています。
同情や好奇の目で見られることに、疲れている場合も多々あります。

そう、もともと観光を産業にしていた地域は
住んでいる人たちもよそから来た人たちに慣れているし、
それが商売だからむしろ行くことが支援になると思います。

でも、今回被災した地域のすべてがそういった観光地ではないのです。

被災した地域に観光ではなく、見に行く。
被災した地域にボランティアではなく、見に行く。

見に行く。
ナニを?

津波の爪痕を?
そこで立ちあがってがんばっている人たちを?

何のために見に行くかが明確でないまま、
自分がお手伝いした場所が今どうなっているか
見に行ってみようという気持ちで行ってしまったので、
強烈なうしろめたさを感じてしまったのだと思いました。

自分はボランティアが終わったらそこで終わりで、
日常なんの不自由もない東京に戻ってまるでなかったかのように生活できますが、
そのあともずーっと今に至るまで震災との闘いは続いている・・・。

わかったようなつもりでいて、何もわかってなかったのです。

このサイトのコメントに
「語り部はありますか?」と質問されている方がいました。
正直ぎょっとしました。

誰が物見遊山でこられる方々にまだ鮮明に残っている自身や自分の住んでた地域の凄惨な体験を
ほいほい語ってくれるって言うのでしょう?

でも・・・

JRの東北ツアーパンフなんかを見ていると
語り部つき!沿岸ツアーみたいな企画がアタリマエにあったのです。

ああ、これが今の日本の現状なんだなぁと思いました。

私は、海へのツーリングは極端に少ないですし、
ひとみんやの海の写真はこれまた極端に少ないです。

理由は私はまだ海が怖いから。

でも、今回は沿岸の海岸線を走ります。
今までの自分のボランティアの行き先は、いわきや金山町、そして南相馬と福島ピンポイントでしたから、
福島以外の場所で地元の方々がどうがんばっておられるのかを実際自分の肌で感じたいし、
観光地では存分に楽しんで自分でできる限りの経済をまわして、
観光地でないところでは静かに心をこめて御冥福と復興を祈って手をあわせてきたいと思います。

と、まぁ、まじめなことばっか考えて東北ツーリングにでかけるように見えますが、
ホントは猫島いってネコと戯れたり、
東北の絶景道を走るのや東北にお住まいの皆様方に会えるのを超楽しみにしているのですw

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さて、ワタシのとんでも発言から始まったクラッチレバーに足を突っ込む「ウルトラソウル!ハイッ!」
御賛同者が結構いらっしゃって嬉しい限りです。

namaさんの男気も見せていただきました~。

いただいた写真はもれなく紹介させていただきますのでっ!www
さぁ自撮のこっち側へwelcome~
自撮るか否かは白線の内側か外側かの違い程度ですよホントwww