友人のお墓参りに行ってきました。
御宿のお寺で、金木犀の下で、大切だった猫の竹ちゃんと一緒に眠っています。
前回訪れたときより新芽が大きくなってました。

それからご家族の方が、縁石を敷いたとご連絡くださっていましたけど、
彼女に合わせてかわいい特製の縁石です。

半分しかないのはうっかり数足りなくなったんですってwww
風の渡る音と、うぐいすの鳴き声。そして蛙のケロケロという合唱だけが響き渡る山の中です。
動画もどうぞww
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音とりたかったんですけど、風の音がすごいですね。音量上げるときこえるかもしれません。
静寂の中、永遠に鳥が歌い、蛙が合唱・・・永遠とも思える時間続いてました。
ずっと会えないことの方が多かったから、
日々暮らしているときは、ただ連絡してないだけ・・・そんな錯覚すらしてしまいます。
でも、もういない。
もう二度と会えない。
そしてそれを受け入れられない自分がいます。
KAZUさんに今も話を聞いてほしい。
「泣きごとゆってもしょうがないからやるしかないよ」って叱ってくれながらも
しょうがないなぁって夜中にかけつけてきてくれる思いやり。
死ぬのは命だから仕方ないことだから、助けられなくても私のせいじゃないっていいながら、
小さな命が消えるときは顔が変わるほど一緒に泣いてくれるKAZUさん。
KAZUさんに、今すぐ、もう一度会いたい・・・。
お墓行ったって会えるわけじゃない、
KAZUさんの声を聞けるわけじゃない。
KAZUさんはここにいるわけじゃない。
そうわかっているのに、
KAZUさんだったらどうするかなぁって話しかけてみて・・・
答えを出すのは自分しかいない、のもわかってるし、
人に相談して、人の答えを鵜呑みにして行動したって辛くなるだけってのもわかってるし。
結局のところ、自分が腹をくくるしかない。
KAZUさんは、estrellaだった。
いつも芯はぶれずに輝いてくれてた。
ときにはホントに命を削りながら行動していた。
そしてワタシはそれをささえに頑張れてた気がする。
KAZUさんは本当にあっという間に亡くなってしまって、
ワタシは突然闇夜で北極星を失ったまま、
暗闇の中でうずくまってる。
あの日のまま。
気持ちの整理もつかないまま。
KAZUさんがこんな私をみたら、
心配すると思う。
悲しむと思う。
頭ではわかっているんだけど、気持ちがついていかない。
大切な人を亡くした人ってどうやって乗り越えてるんだろう?
大切な人を亡くしてない人なんか世の中にはいないはずなのに・・・。
大切な友人ですらこうなのだもの、
津波で突然大切なご家族を失った方々の痛みが消えるわけがないと思う・・・。
KAZUさんが急性白血病で逝ってしまってから、
骨髄バンクに登録しました。
こんな思いをしているご家族や友人が日本中にたくさんいるんだったら、
赤の他人同士では数百〜数万分の1の確率でしか一致しないという確率だといいますが、
少しでも役に立つなら・・・。
そんな私の骨髄がマッチした患者さんがいらっしゃるとコーディネイターの方から連絡があって、
事前検査の際、私の血圧の通常値がいつなんどき何が起こってもおかしくないくらい
ありえないくらい高いことを知らされました
(上220、下150とかなってましたwwwまぁ多忙生活で不摂生が祟ってるんですね)
即薬物治療を始め、最初は薬が体に合わなくて辛い日々を送りましたが、
薬の効果もあって人並みには下がってきました。
でも、私の骨髄がマッチしたのに提供できなかったことは本当に申し訳なく思いました。
生きていて命をつないでいてほしいと心から祈っています。
南相馬の小高地区の警戒区域解除がされました。
1年も放置されていた場所です。
どれだけ人手が必要なことでしょう。
気持ちだけは今すぐにでも何もかも放り出して駆けだしていきたいくらいです。
ワタシはいつもこう。
気持ちばかり急いて、実力が伴わない。
今回も早く300キロ走れるようにならなくちゃって思って
暴走した感があります
(房総なだけに・・・)サム~
気持ちをすぐに使える力にしていきたいと心から思います。
結局、またもや気持ちの整理がつかないまま、
遅くなっても大丈夫かっていうと自分の技術はまだ信用できないので、
帰路につきました。
297号大多喜街道。

事故った場所です。
この交差点で、巻き込まれて、
ミ・エストを酷い目にあわせた場所。
どうしてもここを通らなければ、
福島に行くっていう、
次へ進めないような気がして。
ここが私のバイクの原点です。
命があったこと、
ミ・エストがちゃんと直ったこと、
感謝しながら、油断しないで乗り続けたいって思います。

このおそばやさんは、事故ったとき、ミ・エストを駐車させていただいたお店です。
お礼をいいたかったけど、ちょうど夜の営業前の休憩時間のようで誰もいませんでした。
そして、寒くて、暗くて恐ろしかった山道のヘアピンカーブ。
よくこんなところ曲がったミ・エストで走れたなぁって思いました。
ミ・エスト、本当にあのとき頑張ってくれたよね・・・
私の命を守ってくれて、私を品川まで送り届けてくれた・・・。
ありがとう、ミ・エスト。
もう酷い目には遭わせないから、
私に買われて幸せだと思ってくれるかな・・・。
そして、山を降りたところにあったファミマ。

ここで、e-bikersさんに電話して、そのあとは既出のとおりすごくすごくお世話になりました。
んで、あまりに寒くてほっとレモン飲んでたら
「おっきいバイクだねーおねえちゃん東京からひとりできたの?!すごいねぇ!」
と人のいいおっちゃんが、話しかけてきましたwww
車の駐車場所にバイク1台で停めてるから怒られるかと思ったwww

で、店から出てきたおっちゃん、
「寒いだろうから焼き鳥食べて元気出して!東京まで安全運転でね!」
と言って焼き鳥くれましたwww
そんなに落ち込んでるように見えたのかしらwww
こーんな旅先のほんのした人とのやりとりって本当に暖かいですね。
で。
ワタシは高速に乗れる女ξ^▽〆オーホッホッホですから
297号から市原バイパスを通って
館山自動車道、京葉道路、首都高湾岸線へ。
で、ナビはこのまま大井町までの案内でしたが、
首都高のジャンクションが本当にわかんなくて恐ろしかったので
新木場で離脱。
湾岸道路からレインボーブリッジを通って無事帰りつきました~。
第一京浜にたどり着いたときはほっとしましたね~。
で、前回後続車がいて料金所であせりまくった経験は、
後ろに車がいてもちゃんとチケットしまってグローブはめるまでは居座って動かない!
度胸をつけましたwww

全走行距離313キロ
福島行くためのデモンストレーション距離は走り切りました。
寒過ぎて頭痛くなったのがネックやね。
福島の場合はほぼ高速になるからまだましかなぁ。
ミ・エストのエンジン具合が気になりますね。
2時間おきくらいに休憩とかがいいのかな。。