月別アーカイブ: 10月 2010

馬とフラメンコの話

馬とフラメンコの話

最近、仕事も慣れたし、やっぱり体動かしたいなぁって思ってました。
ホットヨガとかピラティスとかボクシングとかなんでもいいから定期的に体動かせて
フラメンコみたいに中毒性のないもの←これダイジ(爆)
こないだ友達のライブ久々に見に行って、彼女が貫き通してきたものが開花してて感動しました。
ほんとはフラメンコ再開したいなって思うこともあります。
返済のゴールも見えてきたし、仕事変わって収入がちょっこし増えたので
ちょっとは余裕もできてきたし。
でも、フラメンコは始めちゃうと際限なくお金がかかるのが目に見えてます。
レッスンだけじゃ足りないから自主練するのにスタジオ借りる、
刺激を受けたいから舞台を見に行く、タブラオも行く、
CDやDVDだって買いあさりたくなる・・・。
そしてそれをセーブしなければならないと抑圧することによって他者への羨みというダークな私が心の中に生まれる。
何より前は動いていた体が動かないことに非常なストレスを感じると思うのです。
それは楽しく定期的に体を動かしたいという今の私の欲求とは違ってしまうから。
私の中でフラメンコは、楽しく体を動かすという次元とはかけ離れた存在だから。
やっぱりまだ始められない。
・・・で、会社のツテで乗馬始めました。
何気に乗馬人口が多い今の会社。
勧められて一度体験に行ったら・・・。
これが、ハマった(笑)
一番ツボだったのは、
馬に呼吸を合わせて馬が走ってくれたときの何ものにもかえがたい爽快感。
呼吸が合わないと馬って走るのやめちゃうんだよ。
その日のうちに入会即決。
先週までに(1回45分=1鞍)レッスンで7鞍乗りました。
インストラクターの先生に言われることは
私は非常に乗馬姿勢がいい、バランスがいい、リズム感がいいとのこと。
来月にも上のレベルのクラスへのレベルアップも望めると先週いわれましたv。
正しい姿勢って自分の感覚だけではわからないものです。
私は今も普段生活しているとき、姿勢を正してくれるさくら先生の手を感じることがあります。
wiiで左右のバランスがパーフェクトで保てる時間も長い。
馬のリズムに合わせられる(なーんてことゆったらリズムの親分にシメられそうだが)
内股の筋肉を使える。
乗馬もスキーもそうだけど、すべて基本はフラメンコで培ったおかげなんだよね?。
中毒にならないよう選んだつもりの乗馬だけど、
ハマりすぎて北海道に移住しないように気をつけなきゃ(笑)
馬と触れ合ってると人間の発展の裏にはずっと馬がいたんだなって思います。
今は一般人が触れ合うことは少なくなってしまったけど。
太古の昔は戦から農耕まで、近年にいたっては移動の手段として。
人間の遺伝子には馬との生活が刻まれてると思う。
今となっては猫の次に(笑)いとおしい生き物です。
そんなんでハマっている馬ですので、当然、競馬界にもオキニイリのお馬さんがいます。
もともと競馬ってギャンブルなイメージが強かったし、
17-8年前は昔の彼に連れられて競馬場や馬券売り場に通ってたけど、
めちゃめちゃガラ悪かったし、身を滅ぼすまでのめりこんじゃう感じがして、
どっちかっていうと敬遠してたんだけど。
このレースが私を変えました(笑)

ゴール前でぶっちぎり。
これテレビで見てたんだけど、すごい衝撃でした。
血統とか競馬のことはよくわかんないけど、この馬のことだけは応援したい。
そう思わずにはいられなかったです。
peru1.jpg
で、とうとうこないだ競馬場に連れて行ってもらって見てきました。
生ペルーサ見れて感激でした。
レースは悪い癖が直りきってなくて出遅れちゃったけど、
ラストの一直線一番外側をぶんまわして韋駄天、ごぼう抜き。
peru2.jpg
またあの感動を見せてくれるのを楽しみに応援したいと思います。

チリ救出完了

チリ救出完了

信じられないほど暑かった今年の夏・・・。
それがすっかり肌寒くなってきた今日この頃。

その間中、地中に閉じ込められていたチリの鉱山夫のみなさんがさっきみんな救出された。
mashine.jpg

ネットのライブで救出の様子をずっとみてたんだけど、涙でてきました。

最初に引き上げられたのは、サブリーダー。
何か起こった時に自力でカプセルをこじ開けて脱出できる健康で強靭な精神力の持ち主が
必要だったとのこと。
そして最後がこの69日間を統制してきたリーダー。

ultima.jpg

最後のリーダーウルスアさんをのせたカプセルが地上へ向けて引き上げられて行きました。

hole.jpg
ウルスアさんを待ちわびる全世界の視線が集まる脱出口。

arrive.jpg

あっという間に地上にたどり着きました。
歓声をあげるレスキュー隊員。

president.jpg
途中就寝はされていたでしょうが、最初からずっといらした大統領。
結構ダンディ。
世界中が注目していたのもあるでしょうが、この人の決断が国民を救ったのだし、
最初から最後まで見守ってた姿勢に感動を覚えました。
日本の首相だったら最初と最後だけチャーターヘリかなんかであらわれそうだよね。

いつか、この事故は映画になると思うけど、この人の人知れない苦悩なんかも描いてほしい。

hug.jpg

ウルスアさんをハグする大統領。

hero.jpg

長い長い気の抜けない任務だったことでしょう。
強靭な精神力を支えたのは、みんなを無事に地上に戻すという使命感からでしょうか。
武骨なイチ鉱山夫かもしれないけど、この瞬間彼は世界的ヒーローでした。

2shot.jpg
国家斉唱するレスキュー部隊。
まれにみる感動を与えてくれました。

健康を取り戻して末永くご家族と幸せに暮らしてほしいです。